医師の言うことはほどほどに、歩ける体力があるなら、ゴルフやろうぜ!

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gorian91
希少難病ブロガー自身の難病から体力的な限界を感じ、時間を自由に活用できるフリーランスの道へ。2016年から法人化。難病当事者の雇われない生き方・働き方を追求しています。
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つい先日、Yelpでとある病院の口コミを書きました。

国立病院機構刀根山病院

私はブログでもちょこちょこと書いている通り、私は、ベッカー型の筋ジストロフィーで、過去に上記の病院で、診療を受けたことがありました。上記の病院には、良い先生もいらっしゃるのですが、中には、人として神経を疑うようなひどい対応をする医師もいて、診療を受けた時に当たった医師に対しては、怒りを覚えたものです。

妥当な答えじゃなく、可能性を知りたいんだ、おれは!!!

筋ジスの当事者である私にとって、一番気になることは、「筋肉をつけることが可能なのか?」ということ。極論をいえば、ボディビルダー並みの栄養管理をしながら、トレーニングをしていれば、生活するのに困らない程度には、筋力をつけれるんじゃないのか?と思っていますw 実証してないのでわかりませんが …。

医師にとっては、答えに詰まる質問だとは思いますが、私にとってはすごく気になることなので、「適度な運動をすることで、筋肉をつけることは可能なのか?」という質問を医師に投げかけたところ、「筋肉はすり減っていくものだから、温存することを考えるべき。」の一点張りでした。そんな回答を聞きたいのではなく、可能性を知りたいんだよ、クソが!!!という思いでいっぱいになりましたw

医学的に考えれば、進行性の病気である以上、長く使えるように筋肉は温存しておいたほうが良いと考えるのが妥当なんでしょうけど、医師の顔はすごく面倒くさそうにしていましたし、完全に患者の気持ちは配慮していない雰囲気でしたので、一切納得できませんでした。

バッティングセンターに通っていると、次第に多くの球数を打てるようになった

「筋肉をつけることは可能なのか?」という疑問を持っていた私には、その理由がありました。

まだ階段を上ったり、軽く走ったりできる体力が残っている頃、バッティングセンターに通っている時期がありました。学校の授業では、スポーツをしなくなっていたので、多少は体を動かした方が良いんじゃないか、と思って始めたのが、バッティングセンター通いでした。

バッティングセンターは、1回20〜30球くらいで、何ゲームか打ち続けるのですが、しばらく体を動かしていないと、2ゲームくらいすると、腰が痛くなり、手首が痛くなり、足に踏ん張りがきかなくなって、最終的には、全身が筋肉痛でフラフラという状態になっていました。

ですが、これを週に1〜2回というペースで、筋肉痛がおさまる度に通っていると、1〜2ゲームでは全然疲れなくなり、数ヶ月続けるうちに、5〜6ゲームくらい打っても全然平気になりました。もちろん、それぞれの身体状況にもよりますし、私の場合、病気である割には、心臓が人より少し弱いという程度だった、という前提ではありますが、ある程度、運動をすることによって、多少の体力は付くということなんですね。

これが、何十年という長期的なスパンで見た時に、本当に良いことなのか、筋力を維持する結果につながっているのか、私にはわかりませんが、バッティングができなくなった今、思うことは、できるうちに経験できて良かったということです。

歩ける体力があるなら、ゴルフやろうぜ!!

ある程度筋力が維持できており、かつ、心臓が健康な範囲内の方限定になりますが、ぜひオススメしたいスポーツが、ゴルフです。ゴルフは、のんびり歩いているように見えますが、コースは起伏が激しく、結構、体力を使うスポーツなんですよね。スポーツをしていた方にとっては軽く汗を流す程度だと思いますが、普段スポーツをしない人にとっては、ハードな運動になるのでオススメです。

芝生の上を歩いていると純粋に気持ちがいい

ゴルフをオススメしたい理由はいくつかありますが、なんといっても、まずはこれ。最初コースデビューしたときは、一番感動しました。芝生ってフカフカなんですよ!!

天気が良い日に芝生の上を歩く。これだけで気持ち良いんです。体験してもらわないとわかりませんが、普段スポーツを思い切りできない人にとっては、これだけでも、ストレス発散になりますよ。

日中にすることで適度に日焼けできる

健康な方であれば、友達同士で海に行ったり、フェスに行ったり、外で遊んだりすることもあると思います。ですが、私の場合は、海に行こうと思っても服を脱ぎたくないし、ハシャギすぎると、疲れて海で溺れてしまうこともあるため、なかなか行けません。フェスなんかも同様で、モッシュに巻き込まれたら、普通に死にますw

ですから、外で思いっきり遊んだり、日焼けする機会ってないんですよね。ゴルフ場って周りに遮るものが何もないので、天気が良いとすんごい太陽の光を浴びます。1日コースを回るとかなりの確率で日焼けします。日焼けを嫌う方は多いと思いますが、私にとっては、外で遊んでる感を味わえるので、楽しいんです。

長距離を歩くことが適度な運動量になる

ゴルフは基本18ホール回ります。コースによりますが、1ホール350〜400ヤード、だいたい300〜350メートルくらいのコース(中には短いコース、長いコースもあります)なので、少なくとも5〜6kmは歩く計算になります。さらに、まっすぐボールが飛ぶわけもないので、実際はもっと多くの距離を歩くことになります。

5キロって結構な距離で、慣れてないとかなり疲れますよ。運動不足の方によっては、めちゃめちゃハードではないけれど、そこそこ疲れるという程度でよい感じです。

スイングをすることで、腰回りの筋肉がつきやすい

私はかなりの頻度で腰が痛くなります。なぜかといえば、腰回りの筋肉が少ないために、体を支える腰に負担がかかるんですよね。長時間立っていたり、座っているだけでも、お尻のちょうど上あたりが痛くなります。

ゴルフのスイングをすると、腰の周りの筋肉を適度に使うため、筋肉がつきやすいわけです。しかも、長時間使うのではなく、スイングをするときだけなので、良い感じに筋肉を使うことができるんですよ。私の体感ですが、ゴルフをやる前に比べると、腰痛の頻度はかなり少なくなりました。

コースに行くのは不安という方は、まずは打ちっぱなしに行こう!

ゴルフがオススメな理由を書いてきましたが、いきなり行くと時間がかかって迷惑がかかることもあります。ですので、まずは、打ちっぱなしにいって、練習することをオススメします。筋力が弱いと、飛距離はそんなに出ないこともあって、めちゃめちゃ上手じゃなくても、ボールに当てることができれば、回れるようになれると思いますw

また、ゴルフコースといっても、距離の短いショートコース、そして、打ったボールの近くまで行けるカート乗り入れ可能なゴルフ場もあります。きちんと自分の身体状況に合わせて工夫をすれば、多少身体に不安があっても、楽しめるものです。

 

とはいえ、自身の身体状況の把握、周囲のサポートは必要不可欠

ゴルフがオススメということを書きましたが、身体的に歩ける状況にあるということ、そして、病院で検査をして、とくに心臓が多少弱いとはいえ、健康の範囲内であること、周囲にサポートできる人がいることを前提とし、その上で、筋肉痛が出たり、ちょっとでも苦しいと思うことがあれば、休憩して行っています。

最初は18ホール全てを回ることは不可能でしたが、今では、多少なりとも体力がついて、ゴルフも徐々に上達して、周りとほとんど変わらないレベルのスコアで回ることができています。

病院で検査をすると、「スポーツはやめた方が良い。病気の進行が早くなる。」と、言われることもあります。医学的に見れば、それが正しい選択なのかもしれませんが、必ずしもそれが、最適な選択ではないと思います。

井上雄彦さんの漫画「リアル」に出てくるタイガースのヤマだって、思っきり車椅子バスケやってますからねw

きっと、今できることを、楽しむのが良いのだと思います。