障害者の口コミは価値が生まれやすい?当事者が情報を発信することで難病の認知拡大につながり、自立を促す良いきっかけにもなる

ひよこと財宝
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gorian91
希少難病ブロガー自身の難病から体力的な限界を感じ、時間を自由に活用できるフリーランスの道へ。2016年から法人化。難病当事者の雇われない生き方・働き方を追求しています。

最近、イケダハヤトさんのサロンに参加しはじめて、サロンメンバーの皆さんに良い影響を受けまして、ほぼ毎日ブログを書くようになりました。

私自身、筋ジストロフィーという難病で、自分のことを積極的にオープンにしてるつもりですが、世の中を見渡してみると、まだまだ、ブログで情報を発信している障害のある方はとても少なくて、ちょっと寂しいな、と思っています。

もっとブログを書く人が増えて欲しいという思いを込めて、障害者が書く口コミは、価値が生まれやすいからもっと積極的に書こうよ!って話をしようと思います。

ブログは脳の排泄行為

トイレ
私は普段、商業ライターをしていますが、ライターという人種には、ひとつの特徴があります。それは、自分が何か面白い体験や発見をすると文章化してシェアしたくなるんですね。
あるブロガーが言うには、排泄行為に似た生理現象。少々、例えは悪いかもしれませんが、これは本当に納得できます。

最初、ブログを始めた当初は、「何を書こうかな?」と、常々、ネタを探している状態でしたが、書くことをしばらく続けていると、あれも書こう、いや、これも書きたいな、と思って、徐々にネタに困らなくなってきます。

徐々にネタが溢れる状態が続くと、記事のアイデアや見出しだけを書いたアウトラインだけが溜まっていき、消化不良みたいな状態になって、気持ち悪くなります。面白いネタを仕入れたら誰かに話をしたくなる感覚に近いのかな。

書くことは、仕事の質を高めるための訓練という意味合いもありますが、私は、どちらかというと、好きでブログをやってます。まさにこれは、食べ物を消化するような活動に似ていて、まさに脳の排泄行為。

で、最近思うことは、障害者こそ、もっとアウトプットすべきじゃないのかということです。

口コミは、「体験」を「見える化」する良い訓練

虫眼鏡を使う男性

私は、普段、ブログ以外にも、複数のサイトに記事を投稿していますが、その中のひとつに、口コミがあります。行った場所やお店は、Yelpという口コミサイトにほとんど全てを記録しています。

Yelpは、食べログをグルメ以外のジャンルに広げたような口コミサイトで、主に海外で有名なサービスです。もともと、前職の知人が、Yelpに転職したことをきっかけに、サービスを知りました。最初は興味本意での登録でしたが、今はどっぷりハマって、公認のヘビーユーザーになりましたw

サービスについては、ブログでもちょくちょく書いているので、詳しくはこちらをご覧ください。

Yelp x クロネコキューブ謎解きイベント「六堂教授のヒミツの実験」参加レポ

アメリカ サンフランシスコ発「Yelp」を使った街遊びのススメ

プロカメラマンが教えるスマホカメラ講座 by Yelpで自撮りのコツを学んできたよ!

大阪は北浜のクールなコワーキングスペースでスイーツ持ち寄り!「YelpSweetsPotluck!@中之島Spinning」

口コミを書くのには、いくつか理由があります。

  • 単純に良いお店や場所・スポットをシェアしたい
  • 口コミの投稿が、ライフログ代わりになる
  • 体験を見える化する訓練を手軽にできる
面白そうな話を聞いたら、友達にシェアしたくなる方は多いと思うのですが、まさにその感覚ですね。それを文章という形でアウトプットして、残しているわけです。

障害者が書く口コミは、価値が生まれやすい

ひよこと財宝

私の場合、口コミを好きで書いていますが、私は筋ジストロフィーで筋力が弱いので、お店情報を調べるときは、バリアフリー情報を必ずチェックします。

ですが、お店のバリアフリー情報は、誰も書いていないので、お店に直接問い合わせるか、自分でチェックするかしないとわからないんですよね。

例えば、お店が1Fにあったとして、お店に問い合わせてみると、バリアフリーで大丈夫ですよ!と言われても、お店の入り口に1段、2段の段差があったり、店内のトイレは車椅子だと使えないこともあります。

大丈夫ですよ!と言ってくれるお店は、仮に車椅子で段差があったとしても、親切にしてくれるので快適に利用できたりするんですけどね。

こういう情報を口コミに書いて残しておけば、後に来る方の参考になりますし、長期的に見ると、このような情報を蓄積していくことで、次の世代の財産にもなります。

ただし、お店に不利益をもたらす情報であってはならない

小悪魔

障害者が書く口コミは価値は生まれやすいと書きましたが、あくまで、客観性ある口コミの場合に限ります。

例えば、車椅子の方で、行きたいお店に行けないとして、星1つの最低評価をしたとします。果たして、それは、正しい口コミなのでしょうか?

これは一概に答えの出せないところですが、店内に車椅子が通れるスペースがあったのか。スタッフの人数が少なくて対応することが困難ではなかったのか。こちらから事前の連絡をして対応の可否を確認をしてみたのか。

行き当たりばったりで、お店を探すということはありますが、お店側からすると、車椅子の方に配慮していないわけではなく、お店の立地や店舗の都合上、受け入れることが困難な場合があっても、何ら不思議ではありません。

お店に暴言を吐かれたり、人として最低な対応をされた場合は、事実をそのまま、客観的に書くべきでしょうが、単純にお店に入れないという、ただ、それだけの理由で、お店を最低評価にすることは、お店側の事情を無視した不利な情報であるため、そういった口コミは、疑問視せざるを得ません。

少し前に、私が書いた口コミであるお店から問い合わせがありました。

たかだか数百PVと侮ることなかれ。不利益をもたらすレビューと客観性あるレビューの線引きに注意しようという話。

こちらのケースは、感情に影響された良くない口コミのケースで、お店から意見をいただき、口コミを書き直しました。お店への理解とユーザーへの客観的な情報提供。この2つの視点が合わさって、初めて、口コミには価値が生まれてくると思います。

いろいろと書きましたが、何が言いたかったのかというと、障害者は、もっとブログを書いたり、口コミを書いたりして、情報をシェアしようよ。ということです。

一部、精力的に活動をされている障害のある方もいらっしゃいますし、私の参加しているイケダハヤトさんのブログ塾でも、難病の方が何名かいらっしゃいます。

ブログを通して情報を発信することによって、情報をシェアできるだけでなく、病気の認知拡大にもつながりますし、うまく価値を提供できれば、収益化して自立にもつながると思うんですよね。障害のある方こそ、もっと積極的に情報を発信すべきなんじゃないかなー。