車椅子でもゴルフができる?!障害者ゴルファーが思いのほか多いことに衝撃を受けた件

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gorian91
希少難病ブロガー自身の難病から体力的な限界を感じ、時間を自由に活用できるフリーランスの道へ。2016年から法人化。難病当事者の雇われない生き方・働き方を追求しています。
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こんにちは、ゴルフ歴2年のGorian91(@gorian91)です。

今日はこんなニュースを見つけました。

もっと広がれ!障害者のゴルフライフ ゴルフ場も健常者も学べることばかりだ | ゴルフとおカネの切っても切れない関係 – 東洋経済オンライン

障害のある方でもゴルフやってる人がそれなりにいらっしゃることを知ってビックリしました。

ゴルフ場は思っている以上にアップダウンが激しくて、着替えや食事をするクラブハウス内を見ても、当然のように階段があったりするので、とても障害者の方が過ごしやすい環境とは言えません。

それもそのはず、スポーツをするための施設ですから、そももそも障害者や車いすユーザーが利用するようにはできていないんですよね。

実際にゴルフをして施設の状況を知っているからこそ、ゴルフをやってる障害者が多いことに驚きました。今日は障害者のゴルフについて調べてみたのでそのことについて書いてみたいと思います。

20世紀初頭にイギリスで始まった障害者ゴルフ

民間の障害者スポーツ団体である日本障害者ゴルフ協会によると、障害者がゴルフをプレーするようになったのは、20世紀の初頭、第一次世界大戦が終わった頃だそうです。

イギリスで上肢に障害のある方がプレーをはじめたのがきっかけでした。当時はカートが存在しておらず、歩きながらプレーするのが一般的だったため、下肢に障害がある人はプレーが困難とされてきました。

しかし、第二次世界大戦以降アメリカで乗用カートの開発が進み、多くのゴルフ場でカートが導入されたことによって、下肢に不自由のある方でもゴルフができるチャンスができたことでプレイヤーが徐々に増え、次第に盛んになっていったそうです。

今では、欧米で障害者ゴルファーの世界選手権が行われているほど、一般的になっています。

ゴルフカート

日本では、1991年に日本障害者ゴルフ協会が設立され、1996年に開催された「日本障害者オープンゴルフ選手権」をきっかけに障害者ゴルファーが増えたという経緯があります。

今では肢体不自由者を中心に、全国で約600名の会員を抱えるほどで、初心者の方からシングルプレイヤーまで幅広いレベルのゴルファーがいるそうです。

ただ、その割には日本のゴルフ場は障害者の受け入れに積極的ではないようで、車いす用の特別なカートが準備してあるゴルフ場は栃木県にあるひとつのコースだけ。

僕みたいな車いすが必要ない軽度の身体障害であればプレーできるでしょうが、車いすの方が日本でゴルフをしようと思ったらそれなりにハードルは高いようです。

アメリカやヨーロッパでは、障害者ゴルフが一般的になっており、障害者ゴルファーの世界選手権も開けれているので、障害のある方でゴルフをやりたいという方は海外に行ってみると良いかもしれません。

車いすでもゴルフのスコア100切りは夢じゃない

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いつも行ってるショートコース

僕はゴルフが好きで家族で毎週のようにゴルフをしていますが、車いすでゴルフをするといっても一体どうやってやっているのか想像がつきませんでした。

「アップダウン激しいし車いすでどうやって移動してプレーするんだろ?」

と気になって調べてみたらありました。車いすでゴルフやってる動画。Youtubeで「車いす ゴルフ」を検索してみると出てきます。

例えば、こちらは下肢に障害のある方が、1人用のカートに座りながら打っている姿が映し出されています。日本では4人乗りのカートが一般的なのでこうした小型のカートはマーシャルカー(プレーの進行を監視する人)くらいしか見たことないですね。

動画を見てみると、カートに腰をかけて上半身の力でスインをしています。足は細いですが、上半身は筋肉がしっかりついているので、筋力が低下するような病気ではなく、下肢の麻痺による身体障害と見られます。

下半身の力が使えていないので飛距離こそあまり出ていないものの、ドライバーで100ヤードくらいは飛んでますし、グリーン周りのアプローチはもちろん、パターも同じように打っているのでプレーをする分には全く問題なさそうです。

仮にパー4で距離が400ヤードのコースだとすれば、ドライバーで100ヤード飛ばし、ウッドで3回打てばグリーン近くにたどり着き、そこからアプローチでグリーンにのせ、あとはパターを2打で沈めればトリプルボギーで7打。

これを繰り返せば、パー72のホールで全ホールトリプルボギーで回ったとすると126くらいで回れます。

毎回、綺麗にボールを飛ばせるわけではないので、実際はこんな単純な話ではありませんが、練習すればドライバーで100ヤードしか飛ばせなくても、スコア100切りをすることも不可能じゃありません。

障害があっても適切なサポートがあればゴルフはできる

動画を見て思ったのは、上半身を使うことができ、なおかつ、移動の問題がなければゴルフができるということ。

例えば、車いすユーザーであれば、1人用カートがあり、フェアウェイ走行可能であればプレーできます。

他の障害だってそうです。

視覚障害者ならボールの場所に誘導して打つ方向とアドレス(構え)をサポートして、距離感を伝えてあげれば打てるだろうし、聴覚障害であれば、危険球が回避できるようにコミュニケーションを工夫すれば問題ありません。

もしもの時のことを考えて、ゴルフ保険に入っておけば、大きなトラブルも起こることもないでしょう。障害者差別解消法が施行されたことなので、これをきっかけに障害者でもゴルフができる環境が整ってくれると嬉しいですね。

全国に2442もゴルフ場があるんだから、ひとつやふたつ障害者に優しいゴルフ場があっても良いと思うんですよね。多少金額が高くても良いので、アコーディアゴルフさんあたり障害者に優しいゴルフ場を1つ作ってくれると嬉しいのですがw

まとめ

これまで車いすになったらゴルフはできないと思っていたので、障害者ゴルフの記事を見つけたときは驚きを隠せませんでした。

自分の今の身体を考えると、長く見積もってもこの先5年〜6年くらいがゴルフをやる限界だと思っていましたが、車いすでプレーできるなら10年くらいはゴルフを続けることができそうです。

残る問題は、車いす用の特別なカートがあるゴルフ場がほとんどないってことでしょうか。

ともあれ、障害者差別解消法の施行、東京オリンピック・パラリンピック開催の流れの中で、日本人の意識や周囲の社会状況も変わって少しは良い方向に改善されると良いのですが。

引き続き様子を見守りたいと思います。