こんにちは、Gorian91(@gorian91)です。
昨日は、染谷昌利さんの文章術セミナーに参加してきました。
[aside type=”boader”] (大阪開催)自分の主張を強烈に読み手に届けるための文章術セミナー[/aside]
染谷さんといえば、「ブログ飯」の著者で、ブログ運営をしている方であれば一度は名前を聞いたことがあるはず。最近だと、この本とか読みました。
色んなブロガーさんの成功事例が書かれていて面白いよ。
ブログ更新をやっと再開できたので、改めて、文章表現について学んで表現の幅を広げたいなと思ったのと、業界の第一線で活躍されている方が、どんなノウハウを持っているのかに興味があったんですよね。
あとは単純に、セミナーの案内を見て単純に面白そうだと思ったから。
ブログ集客やライター向けの文章術セミナーなどはよくありますが、「自分の主張を読み手に届ける」という、ビジネスとは直結しづらい趣旨のセミナーはちょっと新鮮でしたし、実際ほとんどやってないんですよね。
セミナーに参加して感じたことなどを書いてみたいと思います。
結論:めっちゃ面白かった
今回のセミナーは、南堀江にあるオシャレなお寺「萬福寺」。
16時からのスタートで15時半から受付開始だったのですが、15時半の時点で既に半数くらいの人が来てました。
セミナーって言うと、無機質な感じの部屋でやることが多いので、畳のある部屋で話を聞くのはちょっと新鮮でした。
さて、気になるセミナーの内容ですが、結論から言うと、めっちゃ面白かったです。
語彙力なさすぎて申し訳ないのですが…
いやほんと、めっちゃ面白かった。笑
大事なことなので二度言いました。
まず第一に、染谷さんの話を聞いて、「この人は文章表現について日々、研究を積み重ねられている熱心な方なんだな」と感じました。
なんとも引き出しの数が多い。
自分の文章表現の引き出しの数の少なさを痛感しましたね。
僕が普段文章を書くときは、あまり深く考えずに、思いついた言葉をどんどんと書き出していって、そこからいらない言葉や表現を削り出していき、最終的に文章として形にしていきます。
なんか彫刻で木を削るみたいなイメージで、題材となる体験をひとつもってきて、それを削ってわかりやすい形にしていくような作業をします。
最終的な見え方はチェックするけど、「相手に伝わるような文章表現になっているか?」「自分の主張が相手に印象づくような表現ができているか?」など正直あまり深く考えたことがありませんでした。
今考えると、これまでの僕のブログは読者のことをしっかりと考えきれていなかったのかなと思います。
自分の主張を相手に伝えるためには、伝えるための工夫が必要で、それが欠けていると相手の心に残らない。
そんなことに気づくことができました。
その他、個人的に印象に残ったのは、
[aside type=”boader”]
- 「直感」は興奮を伴うもの、あまりあてにならない。「直観」は腑に落ちるという感覚で大事にするべき。
- 主張がない文章は「つるつる」してる。自分の主張を入れて「トゲトゲ」していた方が記憶に残りやすい。
- 抽象度とは共通の知識によって変わる相対的なもの。具体的に説明するなら相手の知識に応じて噛み砕く必要がある。
- 青汁は栄養はあるが内容が難しい。ジャンクフードは栄養は少ないがわかりやすい。バランスが大事。
- 文章で上手く五感を移動させることができれば、相手の記憶に残りやすい。
[/aside]
スライド資料を後でもらえると聞いてあんまりメモっていなかったので、ニュアンスが若干違うかもしれませんがこんなところでしょうか。
「直感」と「直観」の話はなるほどなと思ったのと、五感の移動は文章表現の技術としては高度なもので、使うのは難しいけど上手く利用できれば、確かに記憶に残るよな…と感じました。
また、五感の移動の話では、夏目漱石の本の一節やスピッツの歌詞の一部を引用して説明されていたのですが、この辺の例え話は、普段からアンテナを広げてないとできないよなぁとひとり感心しておりました。
良い文章を書きたいのなら、日頃からアンテナを広げて良い文章に触れ、ネタの引き出しを増やしておくことが大切なのかもしれないですね。
最後になりますが、何かの例え話で武田鉄矢のドラマを例に出して説明されていたのですが、世代が違いすぎて僕には伝わらなかったことをここに記しておきますw
まとめ
今回のセミナーはそれなりに難しい内容でしたが、普段からブログとかで文章を書いて情報発信している人にとっては腑に落ちる内容だったと思います。
文章表現の幅を広げることができる内容で充実していましたし、個人的にはとても満足です。
話を聞いて色々と自分で試してみたいと思うことがでてきたので、これを機にブログをしっかり更新していきたいですね。