これまで移動中に音楽を聞いたりするときには、iPhone純正のイヤホンを使っていたのですが、外で利用すると遮音性はないし音漏れはするしで、なかなか快適ではありませんでした。
いい加減、キチンとしたイヤホンを買おうと思い、Philips(フィリップス)のイヤホン「PHILIPS Fidelio S1」を購入しました。
実際に使ってみたらすごく良かったので、レビューを書いてみようと思います。
『Philips Fidelio S1』開封の儀
今回購入したのは、「Philips Fidelio S1」。
イヤホンはそうそう買い換えるものでもないので、しっかりしたものを買おうと思いそこそこの値段のものを選択。
こんなしっかりした箱に入ってるのを購入したのは久しぶりです。
早速開封!
写真のイメージ通りで本体はメタリックで高級感があります。
イヤホン本体とイヤーピース、持ち運びようのケースが入っています。
イヤーピースは本体に最初から付いている他に、大中小の3種類が1個ずつ付属していて、大きいものと小さいものは、シリコンチップ、中サイズのものは、ポリウレタン製のフォームチップとなっています。
遮音性を高くしたい方は、ポリウレタン製のフォームチップを使うとしっかり遮音できます。
持ち運び用の白いケースもオシャレでGOOD!
そして、気になる本体部分ですが、イヤホンのハウジングの部分がメタリックで高級感があります。
シリコン製のイヤーピースが最初からついています。
実際に着けてみると、耳のサイズにちょうどピッタリフィットしてくれて、遮音性は高いです。
音漏れもしにくいので、外で使う分にも良さそうですね。
多少の雑音は聞こえますが、電車の中くらいの雑音であれば全然問題なく聞こえる感じでした。
ケーブルは絡みにくくて丈夫だけど、少し安っぽい
ケーブルはきしめんタイプで、絡みにくて丈夫な作り。
ケーブルの部分はおもったよりもマットな感じで、ちょっと安っぽい感じがあるのが気になりました。
ケーブルの長さは1.2メートル、Y字の作りとなっているので、この辺は好みが分かれそうな部分かもしれません。
インラインリモート&マイク機能付き
あと、インラインリモート&マイク機能付きなので、ボタンを押すと、スマホで音楽を聞きながら一時停止したり、再生したりコントロールすることができます。
動作保証されている機種とメーカーは下記の通り。
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動作保証されている機種・メーカー
・iPhone
・BlackBerry
・HTC
・LG
・MOTOROLA
・NOKIA
・SAMSUNG
・SONY
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ただ、ボタンの部分はアマゾンの販売ページの写真を見るとメタリックな雰囲気があったんですけど、実物を見ると金属感が全くなくちょっと安っぽい感じ。
これはこれで可愛いんですけどね。気になる人はちょっと気になるかもしれません。
ボタンの方は、音楽を再生中にボタンを押すと一時停止、もう一度押すと再生できるようになっています。早送りとかはできませんでした。
プラグはL字型なので、ダメージが出にくい
あと、気になる部分のひとつであるプラグはL字型となっていて、ケーブルにダメージが出にくい構造なので、長く使えそうですね。
低音は弱いが、中・高音域がクリアで綺麗に聞こえる
気になる音質は、全体的にクリアで細かい音まで聞こえる感じで、特に中・高音がすごく綺麗に聞こえました。
ただ、低音がちょっと弱い気がしたので、ビートが強めの音楽には向かないかもしれません。
どちらかというと、ボーカルが目立つ曲、女性ボーカルの曲なんかがこのイヤホンには合っていると思いますね。
『Philips Fidelio S1』の良いところ・悪いところ
実際にしばらく使ってみたので、良いところと悪いところをまとめてみました。
良いところ
- 頑丈な作りになっているので長く使えそう
- クリアな音質で細かい音まで綺麗に聞こえる
- 持ち運びのケースがオシャレ
悪いところ
- 写真で見たものと実物のイメージとで差がある
- デザインがところどころ安っぽい部分がある
- 耳にしっかりフィットする反面、長く聞いていると耳が疲れる
実物を見ずにアマゾンで購入したので、写真で見たものと実物とでは少しギャップがあって気になりましたが、使ってみると、密着感が遮音性は高く着け心地は良いし、長く使える頑丈な作りになっているし、音質はクリアで綺麗だしで概ね満足しています。
ただ、細かい部分でいうと、インラインリモートの部分が耳に近すぎて押しにくかったり、ボタンがちょっと安っぽかったり、気になる部分もあったので、デザインにこだわりたい方は、一度実物を見てから購入した方が良いかもしれません。