我輩は社長である。事業はまだ無い。何で儲けるか頓と見當がつかぬ。
こんにちは、Gorian91(@gorian91)です。
年明けから法人化してスタートを切りました。
当面は記事を書いたり、難病にまつわる問題解決に向けて動いていきます。
そんなわけで、当ブログでは、主に難病をメインのテーマに扱っていくことにしました。
数ある難病に関する問題の中で、まずは何を取り上げようかなーと考えていたところ、ものすごいイラッとする書き込みを見つけました。
それは、「難病を理解してくれない女性が多すぎ!」といったもの。
「何ほざいてんだ、このボンクラが。」
難病の当事者にとっては避けることができない重大な問題、それが恋愛。
今日は難病の方の恋愛について、思っていることを綺麗事抜きで書いていこうと思います。
難病でも普通に恋愛できるというのは幻想だ
一口に難病といっても、外見的にも身体的にも健康な人とあまり違いのない病気もあれば、初見の人が見て驚いてしまう症状の人もいるし、他の人のサポートがないと生活することすらままならない人もいる。
大前提として、この記事で言う難病の方というのは、自立していて、なおかつ、医療機関への診療は必要だけど日常生活を送ることに支障がない程度の軽度な難病の方を指しているとお考えください。
では、早速本題へ。
まず私が伝えたいことは、「難病でも普通に恋愛できる」というのは幻想だということ。
難病で彼氏ができない、彼女ができないという悩み相談に対して、「難病でも理解してくれる人はいつかきっと現れるよ!」という無責任なアドバイスをする人をちらほら見かけるが、それは厳密にいうと正しくない。
「適当なことを言うんじゃねーよ。」
自分を磨いて磨いて必死に努力して、「生理的に無理!」というハードルを超えることができれば、彼氏彼女はできるかもしれないよ。というのが正しい。
病気である以上、健康な人に比べたらハンデがある。これは真理。
だからこそ、難病というハンデがあるんだったら、人並み以上に努力をしないといけないのだ。
「生理的に無理!」というハードルを超えなければ始まらない。
難病の人が、恋愛をするときに最初の問題として立ちはだかるのが、「生理的に無理!」というハードルだ。
出会ってすぐセックスするような人種も存在するが、普通に考えれば、まずは出会ってお互い好きになることが恋愛のスタートとなる。
出会った時に、「生理的に無理!」と思われてしまったらそこで終わってしまい、そうなると、恋愛にまで発展しない。
難病でも症状がぱっと見でわからない方は問題ないだろうけど、症状として外見に出てくる方は、まずここを乗り越える必要がある。
ハンデがあるなら、人並み以上の努力をするのが当たり前
例えば自分は、難病の中でも非常に軽度でほとんど健康な人と変わらない。
一つハンデがあるとしたら、体が細くてぱっと見男らしく見えないということだろう。
体を鍛えようにも筋肉がつかないので、ファッションでカバーするしかなくなる。
だから私は外見をカバーするためにファッションには人一倍気を使っている。
例えば、スキニーのジーンズを履くとガリガリで気持ち悪く見えるので、自分の体型がカバーできるようにシルエットには神経を使うし、入念に試着した上で購入する。
また、体が細いとどうしても顔色が悪く見えてしまうので、肌の色が栄える色の服を選んでいる。
目の色や体型を熟知して自分に合う服を身に付けるのは当たり前だし、ファッション雑誌もチェックして、流行り廃りもきっちり抑えているつもりだ。
デザインや配色についても勉強して、プロのデザイナーほどではないが人並み以上の知識はある。
ハンデがあるのだから、これくらいは最低限やってて当たり前。
というか、これくらいの努力なら、誰でもやっていることだし、難病というハンデがあるならもっと徹底していかないとダメだと思う。
今、自分にできる全ての努力をする。そこができて初めてスタートラインに立てるのだ。
難病を言い訳にするボンクラは嫌いだ
さて、次に、冒頭でも書いた難病の人のイラッとする恋愛相談、「難病を理解してくれない女性が多すぎ」について、書き込んだ男にイラッとしたのでボロカスに書く。
何にイラッとしたかというと、女性に対する失礼な態度だ。
前提がまず間違ってるよ。こんな男は振られて当然だ。
「難病なんか理解してくれなくて当たり前だろ!そんなだから結婚を取り消されるんだよ。」
難病なんて理解されなくて当たり前だ。
健康な人が、何でわざわざ難病の人と結婚する必要があるの?
健康な人と結婚したい、健康な子供を生んで育てたいと思うのは人として当たり前。
人間として魅力的で、とても素敵な人がいたとして、その人がたまたま難病だった。
それならわかる。
難病という障害があっても、お互い好きだから、お互いできないことをカバーして、支え合いながら生きていく。
これは素晴らしいことだ。
でも、「難病を理解してくれない人が多すぎ」と、難病を言い訳にするような、自分のことしか考えれていない人が相手を幸せにできないよ。
そんな奴はきっと結婚できないよ。仮にできたとしても、きっと長く続かないよ。
大前提として忘れてはいけないのは、健康な人が難病の方と結婚する理由なんてそもそもないってこと。
難病で生まれてきたことは、確かに運が悪かったのかもしれない。
それを理由にして、逃げたくなる気持ちもわかる。
でもそうじゃない。
難病で生まれてきたのだから、理解してもらえないってことを理解した上で、こちらから病気について理解してもらう努力をすべきだろ。
相手のせいにしてる時点でお前の底が知れてるよ。
結局は、自分本位になって相手のことを考えれてないんだよ。
相手のことを思って尽くして、結果として自分のことを思ってもらえる。
一緒にいたいと思ってもらえるんだ。
未来を一緒に作っていきたいと思ってもらえるんだよ。
自分のことじゃなくって、相手のことを考えてあげないと。
難病があるんなら、自分がしっかりと病気を理解して、精一杯、相手の不安を取り除いてあげる努力をする。
誠意を尽くして、尽くしまくって、それでもダメならキッパリ諦める。
もし、受け入れてくれた人がいたのなら、最大限に努力をして、幸せにしてあげるのが男の使命なんじゃないのか。
難病を言いわけにする書き込みを見て黙っていられずに一気に書いた。
だいぶエモい感じになったけど、まぁいっか。