こんにちは、ショウゴ(@gorian91)です。
8月末から着手した事務所の空き部屋改装。
部屋の照明を変えたので、続いては部屋で使うテーブルの作成に着手しました。
今回はそのテーブルの制作の様子です。
なるべく費用はかけずにシンプルなものにしようと考えて材料を調達しました。
テーブルの天板はコーナンで売ってた4,980円のパイン集成材
テーブルに使う天板は近所のコーナンで4,980円ほどで調達しました。
購入したのはこちらのパイン集成材です。
集成材というのは、小さな木材を接着剤で再構成して作れる材料のことで、建材やテーブルの天板によく用いられるものです。
一枚板で買うよりも安価に入手できるようで、DIYをするには最適の材料。
今回は大きめのテーブルを作りたかったので、1820×18×910のものを購入して、それをその場でちょうど半分の大きさに切ってもらいました。
カット料金込みで5,000円ちょっとでした。
Amazonでも調べてみたら似たようなやつが売ってました。
こちらは厚さ25ミリの少し厚めのもの。
今回は18ミリにしましたが、重みのあるしっかりしたテーブルにする場合は25ミリくらいのやつを買った方が良いかも。
本当は一枚板でテーブルを作ろうと思ったのですが、テーブルのサイズを考えたときに強度が少し心配だったのと、大きすぎて自分がひとりで運んだりできないと思ったので、半分に切ってもらいました。
なので、今回は910×18×910の正方形のテーブルを2つ作ることに。
完成イメージとしてはこんな感じです。
写真は天板を作業台に載せただけ。
テーブルを自作するにあたって用意したもの
テーブルの天板に脚をつけるだけだと物足りないので、天板は塗装して利用します。
テーブルの天板の他に用意した道具は以下の通り。
- テーブルの脚
- タッピングネジ
- ワトコオイル(ダークウォールナット)
- 刷毛
- ゴム手袋
- ヤスリ(紙やすりと金属ヤスリ)
- 乾いた布
テーブルの脚
家にあるインテリアに合うように黒いシンプルなものを選びました。
1セット5,600円くらいです。
コーナンとかで探したらもっと安いやつがあるかもしれませんが、近所のお店にはなかったのでアマゾンで購入しました。
タッピングネジ(6×16)
一応、テーブルの脚にはネジが付属していたのですが、手持ちの工具の関係でネジを別途購入。
天板の厚さ-4ミリくらいの長さが良かったのですが、寸法を間違えて長めのものを買ってしまいました。
貫通する長さではないのでまぁ良いかなと。
塗装用のオイルはワトコオイル(ダークウォールナット)
塗料はワトコオイルのダークウォールナットです。
DIYをされている方には割と有名なやつっぽいです。
塗料は色んな種類がありすぎて迷ったのですが、一番自分の想像していた色味が出せそうで、なおかつ初心者でもあまり塗りムラが出ないものを選びました。
油性の塗料なので扱いには注意が必要ですが、その辺りのことも勉強しながらできれば良いなと。
ヤスリ(紙やすりと金属ヤスリ)
テーブルの天板は購入したままの状態だとザラザラしていたのと、塗料が綺麗に塗れるようにヤスリがけをしたほうが良いということでヤスリも準備しました。
ヤスリは#80、#150、#240、#400が3枚セットになったものです。
あとテーブルの天板は角がしっかり出てしまっているので角を面取りするために金属ヤスリも用意しました。
ワトコオイル(ダークウォールナット)で自然で濃い色合いに塗装
塗装前にヤスリがけをして綺麗に塗装できるようにする
早速作業に取り掛かります。
天板に塗装をしていくのですが、塗装をする前にまずは木材にヤスリがけをしていきます。
ヤスリがけは#150、#240、#400の順に3回ほど。
これが正しいやり方なのかわからないのですが、どうやら#400くらいの粗さでヤスリがけをしておくと、表面のザラザラ感がなくなり触り心地が良くなるそう。
ヤスリがけが終わったらあとは金属ヤスリで角を丸くしてヤスリがけをします。
これが面取りした後の角です。
写真だと少しわかりづらいですが、角が丸くなっています。
これをやるかやらないかで使い心地が全然変わってきそうなので、この工程は必ずやっておいた方が良さそうですね。
オイルは途中乾燥させながら2度塗りをして深みのある色合いに
ヤスリがけが終わったら次は天板の塗装作業です。
使うのはこちらのワトコオイルです。
いくつか種類があるのですが、今回はダークウォールナットを選択。
塗装するときはしっかりと換気しておいて、オイルが飛び散っても大丈夫なように養生シートなどを貼っておきましょう。
今回使う塗料は油性のオイルだったので手が汚れないようにゴム手袋もしっかりと。
塗料は木目に沿って塗っていきます。
かなり濃い目なのかなと思いきや思ったよりもナチュラルな色合いでした。
今回は濃いめの色に仕上げたかったので2回塗ります。
塗装をするにあたってはこちらの動画を参考にしました。
途中乾燥させたりを挟むので工程としては以下の通りになります。
- オイルを塗る(1回目)
- 15分〜30分ほど乾燥させる
- 表面に残ったオイルを拭き取る
- ベタつきがなくなるまで1時間乾かす
- オイルを塗る(2回目)
- オイルがついた状態でヤスリがけをする
- オイルを拭き取る
- 1時間ほど乾燥させる
- 残ったオイルを拭き取る
- 24時間以上乾燥させる
塗って乾燥させて拭き取ってを繰り返す必要があるので、結構な手間と時間がかかりますね。
こちらがちょうど1回塗り終わった状態のやつです。
1回塗っただけでもかなり色が変わりますね。
2回目の塗装が完了したのがこちら(左側)です。
めっちゃ濃くなってええ感じになりました。
あとは24時間以上乾燥させるだけです。
乾燥後の天板
こちらが乾燥後の天板です。
塗装した直後はテカテカと濡れたような感じで濃くなっていましたが、乾燥させたら少し色が薄くなりました。
カラッとした感じで色が定着して染み込んだのかなと思います。
オイルがしっかり染み込んでいるので、木目がはっきり出ていますね。
濃いめの色合いながらもナチュラルな着色でめちゃめちゃ良いです。
塗料は燃えないように水に付けて処理をする
ちなみに今回使ったワトコオイルは、油性の塗料なので扱いに注意が必要です。
オイルがついた布やダンボールなどをそのまま固めて放置しておくと発火する恐れがあるので、水に浸しておいて生ゴミとして処理する必要があるとのこと。
自分はとりあえずペットボトルに水をいれておきました。
テーブルの脚は4本セットになった安くてシンプルなものを選択
テーブルの天板が完成したので、あとはこれに脚を付けていきます。
今回用意したのはテーブルに使う脚はこちらの四角いシンプルなものです。
Amazonで1セット5,600円くらいで売ってます。
固定するためのネジは先の尖ったタッピングネジというやつです。
テーブルの天板には穴が開いてないので、タッピングネジをインパクトドライバーを使って固定していきます。
以前おとんがDIYをしたときに工具類を一通り揃えていたみたいで、マキタのインパクトドライバーがあったのでこちらを利用。
今回天板には穴が開いていませんが、穴は開けずにそのままネジで固定していきます。
脚の位置を決めたらネジを止める場所に印を付けてネジ止め
天板の端からちょうど3センチのところで固定します。
今回は印だけ付けてから穴を開けずにネジを締めたのですが、作業中に力を入れたときに若干ズレてしまいました。
こういう定規があると印をつけるのに便利そうです。
明らかに歪んでるのが目に見えてわかるほどではないので許容範囲。
数ミリ程度ではありますが、気になる方は穴を開けてからネジを締めた方が良さそうですね。
今回マキタのインパクトドライバーを使ったのですが、勢い良くやったら割とうるさかったので、作業をするにあたっては時間とか場所を考えた方が良さそうですね。
総額○○円ほどでシンプルでめちゃくちゃ渋いテーブルが完成
天板に脚を取り付けてテーブルが完成!
初めてのDIYにしては満足できるものが作れました。
2つテーブルを作ったのでつなげるとこんな感じになります。
ほぼイメージしていた通りのものができたので良かったです。
テーブルの天板が少し薄かったようで、若干テーブルがグラつくのが気になりますが、それ以外は満足しています。
今回18ミリの集成材を使いましたが、しっかりしたテーブルを作る場合は25ミリくらいはあった方が良いかも。
ともあれ重量があるものを置いて長時間使うことはなさそうです。
まとめ
実は今回テーブルを作っている作業中に転倒して怪我をしてしまったのですが、自分的にめちゃめちゃ良いテーブルができたので満足しています。
これで大きいテーブルができたので、事務所の改装もかなり環境が整ってきました。
テーブルができたので次は椅子をどうしようかなと考え中です。
また進捗があれば記事にしたいと思います。
使った工具・資材
工具
資材
追加であったほうが良いと思ったもの
今回は使いませんでしたが、あったほうが良いと思ったものもまとめておきます。
こういう直角に曲がった定規があるとテーブルの脚の位置を図ったりするときに便利です。
あとオイルを使うときに大きめのトレーがあると周りを汚さずにすむので大きめのトレーがあると便利そうです。