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【ゴルフ初心者向け】ゴルフを始めるのに必要な予算・コースデビューに必要な準備と知識(クラブの解説あり)

ゴルフでティショットを打つ男性2 ゴルフ

ゴルフでティショットを打つ男性2

こんにちは、Gorian91(@gorian91)です。

最近、家族でゴルフにはまり、毎週のように家族でゴルフ場に通っています。

今となってはしょっちゅうゴルフをしていますが、ゴルフって始めるのに敷居が高いと感じますよね。

ゴルフクラブ道具を一式買わないといけないし、ルールやマナーもよくわからない、下手くそだからコースなんて絶対に行けないなんて思っている方も多いはず。

今回は、ゴルフに興味はあるけど、いざコースに行くにはハードルが高くてなかなか行けていない方に向けて、ゴルフの基本的なルールや、コースに行くまでに必要な準備、必要な予算などについてまとめてみました。

これからゴルフをやってみたい方の一押しになればいいなと思います。



ゴルフってどんなスポーツ?

ゴルフは、おじいさんがやっているイメージが強いですが、実際にやってみると結構ハードでれっきとしたスポーツなんですよね。

ゴルフ(スコットランド語: Gowf, 英語: Golf)は、コース(Course)においてクラブ(Club)といわれる道具で静止したボール(Ball)を打ち、ホール(Hole、カップとも)と呼ばれる穴にいかに少ない打数で入れられるかを競う球技の一種。

イギリス発のイギリス発祥の紳士のスポーツとして知られるが、その起源についてはスコットランドを筆頭に、オランダ、中国など世界各地に発祥説があり、定説がない。

ゴルフ – Wikipedia より引用

クラブでボールを打ち、各コースに設置されたカップにボールを入れ、いかに少ない打数で入れられるかを競います。

1回のラウンドでコースを18ホールまわります。コースの長さによって、ショートホール、ミドルホール、ロングホールの3つの種類があり、各ホールには標準の打数が設定されていて、この打数より多いか少ないかでホールインワン、イーグル、バーディ、パー、ボギーなどといった呼び方をします。

日本はイギリスに次いでゴルフが盛んな国

ゴルフのイラスト

2008年の段階で、日本には2442のゴルフ場があり、その数はイギリスに次いで3番目となっていますから、日本はとてもゴルフの盛んな国であると言えます。

最近では、比較的安価に利用できるゴルフ場や距離の短いショートコースが増えているので、昔に比べると安くプレイできるようになっています。

そのせいか、私の周り(20代半ば〜後半)でもゴルフに興味を持つ人が増えています。

ゴルフの醍醐味は「奥深さ」

コースに出たときの開放感、芝生の柔らかい感触、それを体感するだけでも楽しいのですが、一番面白いのは、なんといっても、奥深さです。

天気、芝のコンディション、地面の凹凸、グリーンとフェアウェイの高低差、風の強さなど、ただボールを打つと言っても、様々な要素を考慮する必要があります。

例えば、平坦な場所なら上手く打てても、ちょっとした地面の凹凸があるとミスショットが出たり、視覚的に近く見えても、実際に行ってみると長くてグリーンまでボールが届かないなど、自分の感じた感覚と実際の状態が違うことも多々あります。

その時々の状況によって、戦略を考えてボールを打つ。

単純なスポーツではありますが、戦略を間違えれば失敗をするし、それによって自分の精神が不安定になればミスが連発したりもします。イラついていたら力んでしまってうまく飛ばないなんてことはしょっちゅうありますからね。

こればっかりは、実際にやってみないとわかりませんが、考えることが好きな人にとっては、楽しくもあり、難しくもあるスポーツなんです。ビジネスマンに人気があるのは、こうした戦略的に考える要素が大きいからなのかもしれません。

ゴルフクラブの種類を知る

ゴルフをプレーするのに必要なクラブについて解説します。

ゴルフクラブの種類

ゴルフクラブの種類

ゴルフクラブには、大きく分けると4種類あります。ドライバー、フェアウェイウッド(FW)、アイアン(I)、パター

クラブには、それぞれ違った特徴があり、状況や場面に応じて使い分けます。最も飛距離の出るドライバーで遠くへ飛ばし、FWやアイアンでグリーンへ寄せ、グリーンに乗ったらパターで入れるという具合ですね。

アイアンでも、番手によって飛距離が大きく変わってくるので、グリーンまでの距離や高低差、芝の状況などを見ながら戦略を考える必要があります。

クラブの違いを大きく決める「ロフト角」

ロフト角

クラブの大きな違いとなっている要素のひとつが、ロフト角です。

このロフト角の違いによって、飛距離に大きな違いが出てきます。番手が小さいクラブほどロフト角が小さく、ボールとの接触面が垂直に近くなるため、横方向に飛びやすくて飛距離が出るわけですね。

一方、7番以上の数字が大きいアイアンや、グリーン間近で利用するピッチングウェッジ(PW)、アプローチウェッジ(AW)、サンドウェッジ(SW)などは、ロフト角が大きいため、ボールに当たる瞬間、水平に近くなりボールが高くあがりやすいというわけです。

それぞれのゴルフクラブの特徴と飛距離

ドライバー(飛距離の目安:180ヤード〜230ヤード)

まずはドライバーです。

ミドルホール(パー4)、ロングホール(パー5)の最初のショットでティアップして使うクラブですね。

ロフト角が最も小さく、クラブが長いので遠心力も相まって最も飛距離がでます。

ただし、クラブの長さが長いのでその分扱いが難しく、最もコントロールしにくいクラブでもあります。

男性の平均飛距離が200ヤードちょっとで、女性の場合は170〜180ヤードくらいです。男性でもパワーに自信のない方や、女性の方だとショートホールでもドライバーを使うこともあります。

フェアウェイウッド(飛距離の目安:150ヤード〜200ヤード)

ドライバーの次によく飛ぶクラブです。ドライバー同様、丸っこい形をしています。フェアウェイウッドという名前の通り、フェアウェイ上で打つときに利用するクラブですね。

1Wから9Wがあり、番号が小さいものほどロフト角が小さくてよく飛びます。

ちなみに、全種類を使うことはほとんどなくて、だいたい3W、5Wを使っている人が多いです。

アイアン(飛距離の目安:30ヤード〜150ヤード)

こちらは、グリーンに乗せるために使うクラブです。

1Iから9Iに加えて、ピッチングウェッジ(PW)、アプローチウェッジ(AW)、サンドウェッジ(SW)があります。

ロフト角によって分類されています。番号が小さいほどロフト角が小さく、飛距離が出ます。

飛距離的に言うと、1I>>9I>PW>AW>SWという順番ですね。

4Iから数字の小さいアイアンのことをロングアイアンと呼び、ロングアイアンは、ロフト角が小さいのでアイアンの中でも飛距離が出るので、ピンに寄せるというよりは、グリーンに近づけるためのクラブです

PW、AW、SWは最もロフト角が大きく飛距離はあまり出ませんが、クラブの長さが短いため扱いやすいです。

主に100ヤード以内でピンに寄せるために利用します。

パター

最後にパターです。グリーンに乗せてから、ボールを転がして穴に入れるために使います。

転がすことを前提に作っているので、ロフト角はなくほぼ垂直になっています。

基本はグリーン上で使いますが、場面によってはグリーンの外から使うこともあります。

コースデビューに向けての準備

ゴルフ道具を揃える(クラブはレンタルも可)

ゴルフクラブ

ゴルフをする上で最もネックになっているのは、道具を揃えるのにお金がかかることではないでしょうか。

でも、思っているほど高くはなくて、安いものだとゴルフクラブ(10本)とゴルフバッグのセットで2万円〜6万円くらいで購入可能です。

例えば、アマゾンでざっと検索してみると、ゴルフクラブ11本(ヘッドカバー・キャディバッグ付き)で2万5,000円で買えますよ。

また、ゴルフ場によってはクラブのレンタルができるところもあるので、レンタルクラブを利用するのもありです。本格的に始めるときには、最初にセットで一通り購入してプレイをしながら徐々に必要なクラブを揃えていくのがベターです。

クラブの選び方は、試打をして購入するのがベストですが、

「最初だしよくわかんないよ!」

という方は、パワーに自信のある男性はスチールシャフト、パワーにあまり自信のない男性や女性の方はカーボンシャフトのクラブを選べば間違いはないでしょう。

ちなみに、シャフトというのはクラブの棒の部分のことで、スチールシャフトのものは重くて固くしなりがないのでまっすぐ飛びますが、スイングスピードが早くないと距離が出ません。つまりパワーのある方向けのクラブ。

一方、カーボンシャフトは、軽くて柔らかく、よくしなるためスイングが遅くても飛びやすいという特徴があります。その反面、ボールが左右に曲がりやすい特徴があります。つまり、女性やパワーに自信のない方向けのクラブです。

ゴルフウェア

ゴルフはドレスコードが決められていますが、伝統ある名門コースじゃなければ、行く時に襟付きのシャツとジャケットを着てればOKです。

プレーするときは、ゴルフウェアとして販売されているものを着ていれば特に問題はないでしょう。

ゴルフウェアは、夏場の場合は半袖のポロシャツにパンツ(ポケットが多いもの)と、直射日光を避けるための帽子が必要で、プラスαで雨対策のカッパがあると便利です。

インナーには、吸水性のあるインナーがあると快適。

冬の場合は、移動中がとてつもなく寒くなるので、ダウンジャケットはもちろん、首周りの防寒やニット帽をかぶるなどの対策をしておかないと凍え死します。

ゴルフシューズは、芝を痛めない専用のシューズを選択します。ゴルフシューズは、だいたい5,000円〜1万円ちょっとで購入可能ですね。

ボール・ティー・グローブ

ゴルフボールはコスパの良いロストボールがおすすめ

ゴルフボールは、OBやウォーターハザードでなくしてしまうことも多いので、新品よりも安く買える中古のロストボールがおすすめです。新品だと1ダース12球で2,000円くらいはするので、ボールをまっすぐ飛ばせないと、紛失しまくってものすごい出費になります。

飛距離がなくてOBが少ない僕でも、1ラウンドで2〜3個はなくします。

ただ、古いボールよりも新しいボールの方が飛距離は出やすいので、多少お金がかかっても良いスコアを狙いたい方は新品がおすすめです。

ドライバーとアイアン用の2種類のティを用意する

ティーは、一打目を打つときに芝に刺してボールを載せる置く土台のこと。

ドライバーを打つときは、ボールを高めに置く必要があるので長いティーを、フェアウェイウッドやアイアンで1打目を打つときは、低めにボールを置いておく必要があるので短いティーを用意します。

手を守るためにグローブを着用する

打つときのグローブも必要です。

グローブをつけるとグリップ力があがり滑りにくくなり、スイングが安定します。

冬場には手袋代わりにもなるので、できれば両手のものを買っておきましょう。

 

ラウンドデビューまでにどれくらい練習すべきなの?

ゴルフクラブとゴルフボール

道具を揃えたところで、ラウンドデビューと行きたいところですが、全く練習しないで行くとまともにプレイできません。

最低限、ルールやマナーを頭に入れて、ボールを飛ばせるようになるまで、練習をすることが必要です。

クラブごとの打ち方を理解し、ボールが前に飛ぶかどうかが目安

ゴルフカート

どのくらいのレベルでラウンドできるかという疑問に対する答えは、最低でも、

  • ボールが前に飛ぶ
  • それぞれのクラブの打ち方を理解する
  • クラブ毎の飛距離を大まかに把握する

程度の技術が必要です。

ほとんどのゴルフ場では、ハーフ9Hを2時間半で回ることがマナーとされています。

この時間は最初のうちは結構短くて、のんびりしていると後続に急かされることになります。

変なところに打ち込んだボールを探し続けたり、何度も打ち直しをしたり、グリーンでダラダラとプレイをしたりしていると、普通に2時間半以上かかってしまいます。

最初の方はなるべくスピーディにプレイすることが必要になってきます。

ゴルフのルール・最低限のマナーを理解しよう

ルール

プレイするにあたっては、ルールや最低限のマナーを頭に入れておきましょう。 厳密に覚える必要はなく、下記のことを抑えておけば良いと思います。

  • スコアの正しいカウント方法を知る
  • 前のプレイヤーがフラッグを超えるまで打ち込まない
  • 複数の利用クラブを持って歩く
  • 芝を大きくえぐったら元に戻しておく
  • バンカーで打ち終わったら土を均す
  • グリーンではパターを使う

プレイしていて一番イラッとするのは、待たされるということ。

ダラダラとプレイする人が最も嫌われます。

ダラダラとプレイしている人というのは、非効率的なプレイをしてる人たちのことなんですが、見ていると特徴があります。

  • ドライバーを打つごとにカバーをかける
  • ボールを長い時間探し続ける
  • クラブを複数持ち歩かない
  • パターを打つのに時間がかかる

打つごとにヘッドカバーをかける人を見ると、かっこつけててダサいなぁと思います。

後ろの組がつかえているのに、パターで時間をかけて傾斜を見ている人とかも多いですね。

試合では、ルールをしっかり守らないといけませんが、遊びの場合は、スムーズなプレイを心がけ、みんなが楽しめることが大切だと思うんですよね。

ちなみに、あまりにプレイが遅いとゴルフ場から注意を受けることもあります。

初めてゴルフをするために必要なコストまとめ

最後に、ゴルフを始めるにあたって、最低限必要な予算をまとめてみました。

プレイに必要な道具代

  • ゴルフクラブ・ゴルフバッグ:2万5,000円(男性用のおすすめクラブセット・女性用のおすすめクラブセット)
  • ゴルフクラブのレンタル:6,000円〜8,000円
  • ゴルフウェア:2万円
  • ゴルフシューズ:1万円
  • グローブ:1,000円
  • ゴルフボール・ティ:2,000円
  • 総額:58,000円(※ゴルフクラブを購入した場合の金額)

練習・プレイ代

  • 練習場:1球5円〜30円(※入場料が必要な場合もある)
  • 1ラウンド料金:1人5,000円〜15,000円

安いものを選んで購入すれば、4〜5万あれば始めることができます。決して安くはありませんが、一度道具を購入してしまえば、ずっと使えますからね。

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