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駅や街中で走ったりエスカレーターを歩いて降りる方へ。周囲の状況を注意深く見ておかないと、そのうち誰かに大怪我させますよ

最近、筋力の低下が進行してきて、歩くのもしんどいなーと思うようになってきました。

何もないところでもたまに転ぶような身体状況なので、街中を歩くだけで、あらゆるところに転倒する危険が潜んでいます。

危険は主に2種類あって、ひとつは段差、もう一つは人です。

段差は予測できますが、「街中で急いで走っている人」そして、「エスカレーターで歩いて降りる人」この2つは、急に現れるので予測できないんですよね。

足腰が弱い立場からすると、こういう人は、本当危険なので、こういう人に対して思ってることを書いてみようと思います。

地面の凹凸を予測して歩く

私は今年27歳になりましたが、病気がジワジワ進行してきて、歩くだけでだいぶ体力を消耗するようになってきました。

そんな私は、普段、街中を歩くときに、普通の人ではあまり意識しないことを強く意識して歩いています。それは地面の凹凸を目で見て、足にかかる負担を予測して歩くということ。

筋ジストロフィーという病気は、筋力が弱いです。そして、この筋力には、筋肉を瞬間的に使う力も含まれているようです。つまり、急に予想外の力がかかった場合に、瞬間的に反応が遅れて筋肉を使うことができません。

わかりやすくいうと、段差でつまづいたりしたときに、踏ん張りがきかなくて転倒してしまうという感じですね。

なので、冒頭で紹介したような錯覚を起こすようなカーペットがあると、歩くときに凹凸を予測できなくなり、余計に神経を使う必要が出てきます。実際は平面なのでしょうが、施設によっては、ほんの小さな傾斜があったりするので油断できないんですよね。

トイレの入り口に微妙な傾斜がある施設がたまにあるんですよ。騙されてトイレ前で転ぶとか最悪ですもんね。

筋力の低下よりも、筋力の低下が招く「事故」が最も危険

凹凸を予測して歩くと書きましたが、だいたい点字ブロックの凹凸くらいの段差を意識的に予測しています。

点字ブロックの凹凸の高さは5ミリですから、ミリ単位で凹凸をみてるということですね。ほんと、それくらい見ておかないと、転んで怪我をするだけでなく、何してんのこいつ?って目で見られるので、精神的なダメージもデカイんですよね。

これ、外だけじゃなく、家でもけっこう転倒することがあって、ついこの間は、夜寝るときに、電気を消してベッドへ行こうとして、自分の部屋のラグ(毛の長さ15mm)につまづいて転倒しました。

筋ジストロフィーという病気は、筋力の低下よりも筋力の低下が招く事故が一番危険で、注意すべきことなのかもしれません。

エスカレーターでの歩行は大事故を招く

段差や凹凸であれば、予測して転倒を防ぐことができますが、本当に消えてもらいたいやめてもらいたいのが、エスカレーターで歩く人

これ、ものすご〜〜〜〜く危険です。私のような足腰が弱い人間からすると、歩いてエスカレーターを降りる人を見るたびに「こいつ危ねえな、何考えてんだこのボケカスと内心思っています。

前述したように、私は足腰が極端に弱いです。ほんの5ミリの段差でも転倒します。ちょっと後ろから降りてきて、カバンや荷物が膝の裏に当たろうものなら、転落します。実際に、エスカレーターで後ろから降りてきた荷物をぶつけられて、過去、2度転倒しそうになったことがあります。

そういうことがあってから、エスカレーターに乗るときは、かなり神経を使うようになりました。転倒したら普通に死にますからね。

エスカレーターは、建築基準法において、通路幅は1.1m以内にする定めになっており、この1.1mというのは人が二人通過するのがギリギリの幅なんですよ。

そしてさらに、エスカレーターの1段1段の踏み幅は、階段よりも大きく設計されているので、歩いて降りるだけでもけっこう危険なのに、階段の踏み幅が大きく、段差も大きいこともあって、転倒するとかなり大きな事故につながるんです。

エスカレーターを歩くことが危険と言う人は頭がおかしい。といっている人がたまにいますけど、事故起こしたら責任取れるのかと、常々思うわけです。

まとめ

なんか愚痴っぽくなりましたが、街中で走っちゃいかんとか偉そうに言うつもりはありません。

急いでいたら、走ることもあるだろうし、エスカレーターの歩行もそうですが、電車に乗り遅れそうになったら、走るまではいかなくても、歩いて降りることもあるでしょう。

ですが、中には、足腰が弱くて普通とは違う身体状況の方もいることを知ってもらいたいんですよね。

実際、転倒事故は起きているわけですから。

最近は歩きスマホをしている方もけっこういたりして、自分以外の周囲の状況が見えていない無神経な人があまりに多すぎます。

人によって意見はそれぞれだと思いますが、もうちょっと周囲を観察して配慮することを考えても良いんじゃないでしょうか。

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