こんにちは、ショウゴです。
自作PCを使い始めてから半年くらい経ちました。
10年以上Macを使い続けてからのWindowsへの移行だったので、最初は違うことだらけで大変でしたが、ようやくある程度使えるようになってきました。
今回は自作PCを使い始めてから半年経ったので、あらためて自作PCの構成紹介と半年使ってみての感想をまとめてみました。
自作するかどうか悩んでる方の参考になれば幸いです。
自作PCの構成紹介
まず自作したPCの構成を紹介します。
1、2ヶ月くらい情報収集して決めた構成が以下の通り。
種別 | 商品名 |
OS | Windows 10 Home 64bit版 |
CPU | Intel Core i7-11700K |
CPUクーラー | Deepcool AS500 PLUS WHITE |
グラフィック | GV-N3070GAMING OC-8GD R2.0(GeForce RTX3070 8GB)LHR版 |
ストレージ | |
メモリ | 32GB(16GB×2) |
マザーボード | ROG STRIX Z590-A GAMING WIFI(ATX) |
電源 | ASUS ROG STRIX 850W(80PLUS GOLD) |
PCケース | Define 7 White TG Clear Tint |
これまで使っていたiMacでは性能やOSの都合上やりたいことができなかったので、最低限やりたいことができるくらいの性能を目安に組みました。
- 動画や映像編集などがサクサクできるくらいの性能
- フルHD画質で最新のゲームがある程度快適に遊べる
最近のゲームが快適に遊べるくらいの性能を目指しておけば、よほど特殊なことをやらない限り、大体のことはできるので、あとは予算の範囲内でどこまで性能を上げられるかという感じです。
ストレージは予算の都合で1TBにしましたが、欲を言えばもうちょっと欲しいので、Amazonのセールで安いパーツ売ってたら後から増設する予定。
PCデスク周りの雰囲気と合うように白で統一
個人的に一番こだわったのはPCケースです。
PCデスク周りは全体的に白いものが多いので、白くてかっこ良いPCケースがないかなと思って行き着いたのがこれ。
PCケースにしては値段は高いですが、側面が強化ガラスで見た目がかっこ良いのはもちろん、遮音性に優れており、なおかつメンテンナンスもしやすい優れものです。
欠点としては、とにかく大きいということ。
熱がこもりにくいという意味ではメリットなんですが、やっぱりでかい。
パーツを組むときに配線とかはやりやすいけど、ケースが物理的に大きいため組み立てるのが大変で場所を取ります。
それ以外は満足。
ひと回りサイズが小さいものがあったから、ぶっちゃけそっちでも良かったかなとは思う
ちなみに外観も白ですが、中身もできれば白っぽいのが良いなと思って、CPUクーラーも白いのを使ってます。
CPUクーラーはDeepcoolの白いやつ。
最近はインテリアとしてもおしゃれにできるように、中身が見えることを意識してるパーツも多いですね。
CPUは発熱の問題を考慮してCore i7 11700K
性能面での話をすると、CPUはIntel 11世代のCore i7 11700Kを選択。
グレードが高く金額的にも大きな差がないCore i9の10900Kや11900Kにする選択肢もあったんですが、調べてみるとCore i9は処理性能は高いものの、発熱がひどいという意見を見かけたのでやめました。
ゲームとかをやるので発熱の問題はやはり気になります。
CPUの発熱問題はPCの寿命にも関わってくる部分だし、そもそもの用途を考えたらオーバースペックだったこと、個人的に空冷式のCPUクーラーを使いたかったので、そういった点も考えてCore i7にしました。
グラフィックボードはRTX3070
PCのパーツの中で一番高額だったのがグラフィックボード。
今回はRTX3070搭載のモデル。仮想通貨のマイニングはやらないので若干安いLHR版にしています。
このグラフィックボードだと、APEXとかならフルHD画質でゲーム内の画質設定最高にしても180fpsくらい、動作の軽いフォートナイトやVALORANTなどのゲームであれば240fpsは出ます。
フルHD60fpsで配信をしながらゲームをするとさすがに数値は落ちますし、4K画質でゲームをするにはパワー不足ですが、そこまでの性能を求めてないので充分。
使っているモニターが144Hzなので、これ以上の性能のものにしても意味ないので。
その他ゲーム以外にも動画や映像制作でも申し分ありません。
使ってみた感じ、若干オーバースペック気味だったので、RTX3060にしてコスパ重視にしても良かったかも
自作PCを半年使ってみた感想
ここからは自作PCを半年使ってみての感想です。
Macよりも自作の方が圧倒的にお得
使ってみた感想とはちょっと違うんですが、自作して思ったのは、Macより圧倒的に安いということ。
同じくらいの金額感でMacを買った場合と自作PCにした場合を比較すると、自作PCの方が圧倒的に良い性能のものが組めます。
今回は以前使っていたiMacと同じくらいの予算で組みましたが、今回のPCは性能が段違いに良くなりました。
Macはかっこ良いし使いやすいけど、単純に性能と価格だけで見るとめっちゃ高い
これまでできなかったことができるようになったし、動画編集でもたつくことがあったのが一切なくなりました。
個人的にApple製品はiPhoneやiPadなどのモバイル端末はコスパ良いけど、iMacやMacbookなどPCはコスパ悪いですね。
PCの組み立てが難しくめっちゃ大変
自作PCは組み立てが想像以上に難しかったです。
自作PCは基本的にマザーボードにパーツをつけていくだけなんですが、ケーブルをつなぐ場所が小さくて見えにくかったり、どこにケーブルを通せば配線を綺麗にまとめられるかなど、考えることが結構多いです。
今回組んだやつは物理的に大きかったので配線の整理とかはやりやすい方だと思いますが、それでも難しかったですね。
自作PCはやっぱりある程度PCの知識がある人以外はやめた方が良いのかなと思います。
自作PCはやっぱりトラブルが多い
自作は価格や性能面では文句なしなのですが、やはりトラブルが多い。
ざっと思い出すだけでもこのくらいのトラブルに遭遇しました。
- PCケースの個体差でグラボが上手くハマらない
- PCケースファンが動かない
- PCケースファンから謎の異音
- 特定の処理を行うとブルースクリーンで再起動
大半のものは解決済みですが、中には未だ解決できてない謎のトラブルも。
特定の動作をするとブルースクリーンが表示されて再起動されるけど原因不明。
たぶんこれかなっていう心当たりはあるんだけど、恐らくマザーボードを交換しないと直らないので放置しています。
パソコンのトラブルは原因調べるのもめんどくさいけど、解決できたらひとつ賢くなるからそういう意味では良いのかもしれない
Windowsが使いにくい
あと長年Macを使っていたので仕方ありませんが、やっぱりWindowsは使いにくいと感じます。
慣れの問題が大きいですが、半年経っても未だに使いにくさを感じますね。
あとWindowsは使えるソフトが多くて選択肢が多いはずなんですが、自分に合ったものがなかなか見つからないことが多いです。
使いやすいと感じるメーラーが見つからなくて未だに迷子。
MacだとOS標準の機能でできることがWindowsだとできなかったりするので、色々ソフトを入れる必要があってWindowsの方が手間がかかりますね。
自由度は高いけど、そういう意味でめんどくさいと感じました。
まとめ
今回は自作PCの紹介と半年使ってみての感想でした。
自作は思ったよりも大変だったけど、性能的にはめっちゃ良いし満足しています。
これまで使っていたiMacは、売却せずにサブマシンとして活躍中。
ある程度の処理性能が必要な作業はWindowsで、それ以外はMacでやるようにしています。
PCは2台あった方が仕事では便利なので、しばらくは平行して使っていく予定。