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自作PCを組んでみてわかった自作のメリット、デメリットまとめ

PC・スマホ

こんにちは、ショウゴです。

仕事も家でもずっとMacを使っていたのですが、つい最近、初めて自作PCを組んでWindowsに乗り換えました。

今回初めて自作PCを組んでみて、こういうところは良かったなーとか、ここはいまいちだったな、とか色々感じたことがあったので、自作PCを自分で組んでみて感じた自作のメリット、デメリットについてまとめてみました。

PCを自作するメリット

自作PCはパソコンに必要なパーツをひとつひとつ自分で選び、組み立てるPCのことです。

自分が欲しい性能のパソコンを、安価に作ることができます。

何から何まで自分好みにパーツを選び、自由にカスタマイズできるので、自作を好む人は多いです。

実際に自作してみて感じた自作PCのメリットは大きく3つ。

  1. 自分だけの理想のPCが作れる
  2. 費用が安く済む
  3. パーツごとに買い替えができる

①自分だけの理想のPCが作れる

自作PCの最大のメリットは自分だけの理想のPCが作れるということです。

PCの外観から中身まで、全て自分の好きなようにできるのが最大の魅力。

自作PCは性能面だけでなく、PCの外観や中身までおしゃれにできるので、インテリアとしてもカッコいいものが作れます。

こういうガラスで中身が見えるケースが使えるのも良いですよね。

もちろん見た目にこだわらなくても、必要なところにはしっかりお金をかけつつ、必要ではない部分は中古品のパーツにして安く済ませることも可能。

とにかく選択肢の幅が広い。

自分のニーズに合わせて必要なもの、そうじゃないものを取捨選択して、ベストなものを作ることができるのが良いですね。

ただ、個人的にはやっぱり外観を自分好みにできるってのが大きいかな。

ショウゴ
ショウゴ

ガラスでPCの中身が見えるLEDピカピカのやつは大体自作PCやね

②費用が安く済む

あと自作PCにすると、市販されているPCより費用が安く済みます。

具体的にどれくらい金額の差があるのかなと思って調べてみたのが以下の表です。

ゲーミングPC「ガレリア」の人気機種と、その機種と近い性能のパーツをAmazonで購入して自作した場合の金額を比較しています。

GALLERIA XA7C-R37T(第12世代Core搭載)自作PC
OSWindows11 Home 64ビット¥17,352
CPUCore i7-12700¥45,980
CPUファン虎徹 Mark II Rev.B SCKTT-2100¥4,273
グラボGeForceRTX3070Ti 8GB GDDR6X¥86,980
グラボインテル H670 チップセット ATXマザーボード \28,500
電源750W 静音電源(80PLUS GOLD)¥11,182
メモリ16GB DDR4 SDRAM¥7,340
ストレージ1TB NVMe SSD / HDDなし¥12,280
ケースガレリア専用 SKケース(ATX)スタンダード¥9,264
合計金額¥278,980¥223,151
ガレリアのケースは単体では販売されていないので、「Corsair Carbide 275Q」の費用を掲載しています。

グラボは価格の変動が多かったり、供給が少なくタイミングによっては高いモデルしか在庫がなかったりするので、安いモデルが入手できなかった場合は、上記の表より高くなることもあるのでそこはご了承下さい。

その辺りを考慮すると、実際のところは自作とBTOでは、大体2万~3万くらいの金額差があるくらいでしょうか。

ショウゴ
ショウゴ

金額的にはやはり自作PCの方がお得ですね

③パーツ単位で買い替えができる

パーツ単位で買い替えができるのも自作PCの大きなメリットです。

メーカーのパソコンは不具合が出たり、故障が起きた場合、基本的には修理に出すか、PCをまるごと買い替える必要がありますが、自作ならパーツ単位で交換することが可能です。

また、金銭面でもPCをまるごと買い替えると、それなりのスペックのPCであれば10万円以上はかかりますが、パーツ単位の交換なら圧倒的に安く済みます。

交換するパーツにもよりますが、グラフィックボードなどの高額なパーツ以外であれば、高くても数万くらいでしょう。

自分が調べた限りでは、ミドルスペックからハイスペックくらいのPCで使われるパーツでも、マザーボードで1万~3万、CPUだと4~5万、電源などのパーツ交換なら1万円前後くらいあれば交換できますね。

数年に1回一部のパーツを交換するのと、パソコンを1台買い替えるのとでは、金額面では雲泥の差が生まれます。

また、古くなったパーツは中古品を取り扱ってるお店で買い取ってくれるので、無駄がないんですよね。

PCを自作するデメリット

ここまでは自作PCのメリットを書きましたが、当然ながらデメリットもあります。

ざっと上げるとこんなところでしょうか。

  1. パーツ選びに時間がかかる
  2. 購入してからすぐに使えない
  3. PCの組み立ては慣れてないと難しい
  4. 組み立て後に発生するトラブルが多い
ショウゴ
ショウゴ

自作PCはメリットよりもむしろデメリットの方が多いかも?

①パーツ選びに時間がかかる

パーツを自由に選べる反面、やはり選ぶのに時間がかかります。

なにせパーツの種類が多いですし、パーツごとに相性の良し悪しがあったり、規格が合ったものを選ぶ必要があるので、どれだけ慣れてる人でも選ぶのに時間がかかります。

自分も自作PCを組む前に、1ヶ月くらいは情報収集をしていました。

そのくらいの手間をかけれない人は、ぶっちゃけやめた方が良いでしょう。

ショウゴ
ショウゴ

ある程度は自分で選びたいけど、なるべく手間はかけたくないって人は自作じゃなくてガレリアとかBTOのPCを買うのがおすすめ

他にも最近は必要なパーツがすべて揃った自作PCキットが販売されているので、そういうのを購入してみるのも良いかもしれません。

②購入してからすぐに使えない

購入してからすぐに使えないのも大きなデメリット。

市販のものであれば、ケーブル繋ぐだけですぐ使えますが、自作の場合はすぐには使えません。

PCを組み立てから電源が入るかの確認、OSのインストール、ドライバのインストールなど、届いてからの作業がめっちゃ多いです。

ショウゴ
ショウゴ

初めて自作する人はたぶん半日がかかりの作業になると思う

個人的には、こういった作業も楽しいのですが、人によっては面倒に感じてしまうと思います。

③PCの組み立ては慣れてないと難しい

あと自作PCは初心者だと組み立てるのが難しいです。

自作PCの組み立て方は、YouTubeなどでも解説動画がたくさん出ていて、調べたらできる作業ですが、慣れてない人には間違いなく難しい。

ショウゴ
ショウゴ

自作PCは簡単と言ってる人がいたら、その人は信用しちゃダメ

自分もPCについてはある程度の知識はあるし、「パーツを説明書通りに組み立てるだけだし簡単やろ」と思っていましたが、全然そんなことはありませんでした。

専門用語モリモリの分厚い説明書から、必要な情報を読み取って組む必要があるので、やはりハードルは高い。

他にも、大きめのPCケースだとケースが重くて物理的に大変だったり、逆にケースが小さいと配線がごちゃごちゃになって整理が大変だったり。

実際にやってみないとわからない難しさがあります。

特に配線周りの接続を間違えると、パーツが壊れてしまうこともあるし、間違えるとそもそも動作しなかったりすることも。

初めて自作する場合は、詳しい友達に教えてもらいながらやったりしたほうが無難だと思います。

④組み立て後にトラブル発生しがち

自作PCはやはりトラブルが多いです。

どれだけ気をつけて組み立てたとしても、PCが起動しなかったり、電源はつくけど謎のエラーが起きたり、そういう問題が起こりがち。

メーカーのPCは動作不良があるとサポート対応や返品交換をしてもらえますが、自作PCだとそうはいきません。

Appleだったらサポート行けば親切に教えてくれますが、そういうサポートは一切ありません。

パーツごとに保証はあるんですが、パーツを組んだ後のPC本体に動作保証はないので、パーツごとの相性の問題や、組み立てのミスなどで動かなかった場合でも全て自分で解決する必要があります。

そういった問題が起きたときに、自分で調べて解決できないとそもそもPCが使えません。

ショウゴ
ショウゴ

自分が作ったときは、PCケースの一部が少し歪んでいて組み立てるときに苦労しました

最近は自作PCの組み立て後のトラブル対応のサービスもあるので、最悪の場合はそういったサービスを使うのもありですが、それを使うと金額的には高くなって自作のメリットがなくなります。

こういったトラブルは自作PCにはつきものなので、トラブルを含めての自作と考えておいたほうが良いでしょう。

自作PCはこういう人におすすめ

自作PCのメリット、デメリットについて書きましたが、総合的に見ると、デメリットのほうが大きいと感じますね。

じゃあ自作PCはどういう人におすすめかというと、こういう人におすすめ。

  • PCについて知識がある人
  • トラブルが起きても自力で解決できる人
  • 自分だけの理想のマシンを作りたい人
  • 何かを組み立てたりするのが好きな人

特に自作PCはトラブルが本当に多いので、自力で解決できるか不安って人はやめた方が良いでしょう。

手間をかけずに自分に合った性能のPCが欲しいという場合は、自作PCではなくBTO(受注生産)のPCを買うのが一番賢い選択ではないでしょうか。

ドスパラやパソコン工房などで買っておけば、大きな失敗をすることはないはず。

まとめ

今回は自作PCを組むメリット、デメリットについて書いてみました。

自作PCはトラブルも多く、どちらかというとデメリットの方が大きいと感じますが、自分だけの理想のPCを作れるというのは、やはり魅力的ですよね。

トラブルが多いものの、詳しい人に相談したり、色々自分なりに調べたりするのはそれなりに楽しいので、興味がある人はぜひチャレンジしてみてください。

ショウゴ
ショウゴ

いきなり自作するのが怖いって人は、BTOのパソコンを買って少しパーツを交換したりしていじってみるのが良いかも

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