こんにちは、Gorian91(@gorian91)です。
今や仕事をする上でパソコンやスマートフォンは欠かせないものとなっています。
毎日の仕事で使うパソコンは、仕事の質を左右する重要なツールなので、仕事で使うパソコンには強いこだわりを持っている方も多いはず。
私も普段使うパソコンはもちろんですが、スマートフォン選びや外出先でのネット環境(ポケットWi-Fi)には人一倍気をつかっています。
そして、パソコン環境を整えるという話でよく出てくるのが、「デュアルディスプレイ」にするかしないかという話です。
デュアルディスプレイは、パソコンを利用するときのディスプレイを1つから2つや3つに増やし、作業画面を広くすることで作業効率をアップさせようというもの。
一般的に作業画面が広くなると作業効率はアップされると言われていますので、画面を2つ以上使っている方も多いです。
しかしこのデュアルディスプレイは、一般的に良い面ばかりが紹介されていますが、使い方を間違えると逆に作業効率が落ちることもあります。
デュアルディスプレイの良さは「〜しながら〜できる」こと
デュアルディスプレイの良さは「〜しながら〜できる」ことです。
例えば、こういうことができます。
- ネットで調べものをしながらパワーポイント資料を作成
- ネットで資料を見ながらエクセルで表を作成
- エクセルデータなど資料を見ながら会計ソフトを入力
画面がひとつだけだと、資料を見ながら作業をしようと思ったときに資料を見て画面を切り替えて作業をして、また資料を見直して・・・と、常に画面を切り替えながら作業をすることになります。
でも、デュアルディスプレイだと画面が2つあるので、片方は調べ物をするためにブラウザを開き、片方ではワードやエクセルを開いて資料を作るなど、それぞれの画面に役割をもたせて複数の画面を開きながら作業をすることができます。
例えば、上の写真は私の実際のパソコンの画面ですが、チャットワークやメールで連絡が来たらメッセージを返信して、また作業をして、という使い方をしています。
仕事をしていると、何かを確認しながら作業をする機会はとても多いもので、複数の画面を同時に開きながら作業することができれば、作業効率は格段にアップします。
しかし、一方で誘惑が多いというデメリットもあります。
「〜しながら〜できる」が、「〜しながら」を間違えると集中力は低下することもある
画面を増やすと、それだけ作業スペースが広くなるので、必然的に、「〜しながら〜する」ようになります。
この「〜しながら」の〜の部分を、「Youtubeの動画やSNS(ツイッターやフェイスブックなど)」にすると、逆に集中力が削がれてしまいます。
自宅で仕事や勉強をしようと思っても、誘惑が多すぎて集中ができなかった・・・なんてことは誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
デュアルディスプレイにすると、常にこの誘惑と戦い続ける必要があります。
ちょっとだけSNSを見ようと思って端の方にツイッターを開いて作業をしていたら、気になる情報が流れてきてついつい見入ってしまった・・・なんてことが往々にして起こります。
大切なのは、誘惑との向き合い方を考えること
デュアルディスプレイにすると確かに作業効率は上がるけれども、誘惑との向き合い方を考えておかないと、逆に集中力が削がれてしまう。
画面が広くなれば、作業効率は上がるかもしれないけど、油断すると誘惑に負けて時間を無駄にすることもある。
このことを頭に入れておかないと失敗します。
作業効率をアップさせるためにデュアルディスプレイを導入したはずが、誘惑に負けて結局集中できないどころか、作業効率を落としてしまったら全く意味がありませんからね。
デュアルディスプレイで広げた画面を無駄にしないように、うまく誘惑と向き合う術を身につけることが大切なのだと思います。
ともあれ、色々とマイナス面を書きましたが、誘惑に負けず活用することができれば、作業効率がグンと上がると思いますし、実際にやってみて、メリットを感じられなければ、ディスプレイをひとつに戻せば良いと思います。
実際にやってみないと、良いかどうかなんてわかりません。
最近では、パソコンのディスプレイは安いものだと1万円くらいあれば買えますし、作業効率が上がれば1万円以上の対価は得られます。
試してみるには悪くない投資だと思いますので、興味がある方はぜひ試してみてくださいね。