アメリカサンフランシスコ発「Yelp」を使った街遊びのススメ

皆さんは休みの日に何をして遊びますか？真冬だから寒くて外に出るのは億劫…、そんな方も多いのではないでしょうか。そんな皆さんに是非遊びたくなるような情報をご提供します。それが「Yelp」です。今回は、この「Yelp」を使った街遊びをご紹介しようと思います。

月間1.39億人が利用するサービス「Yelp」

皆さんはYelpというサービスをご存知でしょうか？「Yelp」とは、グルメやショッピングなどの総合口コミサイトです。日本ではあまり知られていませんが、海外では有名なサービスで、現在、月間1.39億人が訪れ、月間6.7千万件のレビューが投稿されているほど、海外では知名度があります。ぐるなびや食べログなどを飲食以外のジャンルまで範囲を広げたようなイメージです。

街遊びの仕掛け人「コミュニティマネージャー」の存在

「Yelp」のひとつの特徴として、「コミュニティマネージャー」という方がいます。いわゆるYelp普及担当の方で、様々な街遊びを提案する仕掛け人のこと。その方が、様々な飲食店やお店とコラボして、色々な遊びを提案しています。例えば、年明けからこんな感じのイベントが開催されてきました。

1/10（土）みんなで十日えびすを歩こう！＠今宮戎神社
 1/24（土）Yelp x クロネコキューブ謎解きイベント「六堂教授のヒミツの実験」

このように、「Yelp」は、単なる口コミサイトではなく、いろんなエリアにあるお店とコラボして街遊びを提案し、人をつなげていく。イベントには、年齢性別問わず、いろんな人が来るので、新しい出会いがあります。イメージとしては、オープンなSNSのような感じ。現在、私はこのYelpで友達が10名前後しかいませんが、それでも口コミを投稿すると、いろんな人から反応があったり、コメントがあります。

50年代を彷彿させるオシャレな店内で楽しむラテアート

ちょうど本日、Yelpのコミュニティマネージャーの周平さんが企画するコーヒー好きのためのラテアート堪能イベントなるものがありました。会場はここのモンディアルカフェというお店。

MONDIAL KAFFEE 328

中はオーナーさんがインテリアにこだわったというだけあって、すごいオシャレ。

50年代のような雰囲気。イケてる音楽が流れてるなぁと思っていたら、音響設備を担当したUSENの方がいて、BGMについて熱く語っておりました。

さて、イベントはと言いますと、美味しいコーヒーの入れ方や、ラテアートのデモンストレーションを見て体験するというもの。最初にスタッフさんが、コーヒーの美味しい入れ方を実演。お湯の入れ方にもコツがあって、挽いた豆全体に均等に水分が行き渡るように、手をくるくると回しながら入れた方が良いとか、お湯を注ぐスピードをゆっくりにすると、苦味が出て酸味が苦手な方でも飲みやすくなるなど。他にも細かいテクニックがたくさん。コーヒーも奥が深いです。

その後、ラテアートの実演。ちなみに、ここのスタッフの田中さん。ラテアートの世界大会で3位入賞という腕前で、目の前で作っているところをみせて頂きました。

簡単にやっているように見えますが、よーく手の動きを見ていると、ミルクを入れるスピードにカップの角度など、かなり繊細であることがわかります。初心者の方だと、サポートなしではハート型も作るのは困難です。完成したものがコチラ。

奥が深いラテアートの世界「フリーポワ」「エッチング」とは？

ラテアートは、温度計や型、ミルクの泡などを使って描く「エッチング」と、ミルクピッチャーから出る自然の流れを操って描く「フリーポワ」の2種類があります。「エッチング」は、いわゆるこんな感じのやつで表面に泡を使って描くもの。

「フリーポワ」はコレ。

「フリーポワ」は、自然の流れを操って描くので、当然ながら難易度は高くなります。このモンディアルカフェでは、「フリーポワ」でのみラテアートをされています。ちなみにちらっと話に出しました、ラテアートの大会では、ミルクを注ぐスピード、アートの綺麗さはもちろんのこと、色のコントラストなど、様々な要素で採点されるとのこと。

ミルクも温度によって、柔らかさが変わったりするので、それによって微妙な手の動きや作業のスピードを変える必要があり、考えすぎてちんたらやってもダメだし、雑でもいけない。考えただけで難しい。。イベントでは時間が短くて一部の選ばれた方だけが体験していました。残念ながら私は体験できませんでしたが、今回のイベントで知り合った方がラテアート体験している動画がコチラ。