「ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ人気ブロガー養成講座」かん吉（著）- ブログを人生の母艦にしたい人におすすめしたい一冊

最近ブログの運営で悩んでいることがあったのですが、ちょうどそのときに、ブロガーのかん吉さんが新しく本を出版されるとのことを知り、「ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ人気ブロガー養成講座」を読みました。

これが今の自分に欠けていたものを再認識させてくれる良書だったのでご紹介します。

「人気ブログ」は「ファンが多いブログ」のこと
ブログ記事の鉄板ネタ「書評記事」を書くコツ
頭では理解していても、できてないことが多い
かん吉さんの著書をアマゾンで見る

「人気ブログ」は「ファンが多いブログ」のこと

ネットマーケティングの最前線から教えます！

「ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ人気ブロガー養成講座」では、業界のトップブロガーであるかん吉さんが、人気ブログの作り方について解説してくれています。

本書における「人気ブログ」とは「ファンが多いブログ」のこと。

いくらページビューが多くても、ブログの更新を楽しみにしてくれるファンがいなければ全く意味がありません。

ブログを書いている人の中には、意図的に炎上を狙ってページビューを稼ぎ、収益を得ようとする人もいますが、本書ではそういったやり方を良しとせず、本当の意味でのファンを増やして、読者からリスペクトされるようなブログを目指すための方法論が書かれています。

ブログを人生の母艦として考え、長期的に運営していく方法を一緒に考えていくような構成になっているので、ブログを軸にして活動の幅を広げていきたい人には参考になる情報がたくさんあります。

ブログ記事の鉄板ネタ「書評記事」を書くコツ

書評記事を書くコツ

本書では、ブログ記事の鉄板ネタである書評記事、レビュー記事、グルメレポート記事を書くコツについても触れられていて、これがめっちゃ参考になりました。

特に、書評記事は、アフィリエイトで本や漫画を売るためにも必須ですし、また、知識をインプットするためにも効果的なので、ブログを書いているなら、チャレンジしたい記事のひとつでもあります。

僕もこのブログで書評記事を書いています。

でも、書評記事ってみんな書いているけど、それぞれ書き方がバラバラで、結局どういう形式で書いたら面白く書けるのか、売れる記事になるのかよくわからなかったんですよね。

有名なブロガーさんの書評記事を読んでみても、それぞれ独自のスタイルで書いてるし、結局どういう記事にすれば良いんだろう・・・と書くたびに悩んでいたんですが、この本には、そんな書評記事を書くポイントについてまとめられていました。

例えば、

本の要約ではなく自分が考えたいことを書く
自分の得意分野に強引に引き込む
本をダシにして自分の考えを語る

などです。

本の紹介をするときに、本のあらすじや要約など情報として出回っていることを書いてしまいがちなんですけど、そういう情報よりも、本はあくまで自分の意見を引き出すツールとして活用し独自の視点を語った方が読み物として面白いものができます。

実際に、そういう記事の方が本が売れるんですよね。

他にも、Kindle本（電子書籍）は気になった部分をハイライト機能でメモしておいて記事を書くときに引用した方が良いとか、紙の本の場合は、気になった部分に付箋を貼って書き出しておき印象的なフレーズを引用しながら書いた方が良いなど、細かいテクニックまで踏み込んで解説してくれているのも素晴らしいですね。

本に書かれている通りにきになる部分に付箋をはって読んでみたら良い感じでした

頭では理解していても、できてないことが多い

一通り読んでみて思ったのは、頭では理解していても、実行できてないことが多いということです。

特に、本書の中にあった定期更新をするという部分。

僕のブログは月に15〜20記事くらい更新しているのですが、更新は不定期でいつも書きたくなったときだけ書いていました。

でも、信頼されるブログをつくるためには、定期更新することがめっちゃ大事なんですよね。

月9ドラマは、毎週月曜日の夜9時間から放送すると決まっています。週刊少年サンデーは水曜日に発売すると決まっています。期日が決まっているから、人々は安心して予定を立てて、ドラマを見たり、漫画を買いに来てくれるのです。
いつ放送するかわからない、今週は発売されるかどうかもわからない状態だと、毎日チェックは難しいです。
ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ人気ブロガー養成講座 – より引用

週刊少年サンデーのたとえ話とかグサッと突き刺さりました・・・週刊少年サンデーは学生の頃に毎週買っていたので、楽しみにする気持ちはよくわかります。

ブログもこれと全く同じで、定期更新することで読者は安心して読みに来てくれるんですよね。

自分もせっかくブログを書いているんだから、「安心して読みに来てもらいたい！」ということで、早速この本を読んだ4日前から毎日更新を始めました。

しばらくは毎日更新を続けようと思っているので、また明日も記事を読みにきていただけると嬉しいです。