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思いつきでフリーランスになって3ヶ月。独立のきっかけと実践して感じたこと

雑記

海水浴中にメールを返す男性

なんとなーく読みはじめた「もやしもん」の主人公の沢木を始めとする樹ゼミの面々が成長し、13巻でひとつの区切りを迎えました。若い大学生たちの成長っぷりを目の当たりにして、私も成長しようと改めて実感しました。

そんなわけで、今年の1月に退職してフリーランスになってから、およそ3ヶ月経つわけですが、私は3ヶ月で成長できたのだろうか。改めて、3ヶ月間フリーランスでやってみた感想を記録しておこうと思います。

独立のきっかけと経緯

独立する前は、営業、広報・Web担当を経て、派遣会社で経理をしていました。詳しくはコチラの経歴をご覧下さい。

最後に勤めていた会社では、外国人の雇われ社長が経営(できていませんでしたがw)していたのですが、売上げと利益の違いも知らないという世にも奇妙な無知っぷり。実態としては、外国人の名前を借りる形で、親会社が全部面倒を見ているという状態でした。

叔父から言われて手伝い始めたものの、社長があまりに無知すぎるし、勘違いで人を振り回す。挙げ句の果てに、専門家を信用しないことが多々あって、労働局からの指導がどんどん入るという危うい雰囲気。これ以上この会社にいても学べることはほとんどない。時間と人生の無駄だと感じ、即断即決で翌日に退職していましたw

思いつきで行動したので準備はゼロ。蓄えはほんの少しだけありました。体育会系のド営業も経験していたし、ベンチャーで寝る間も惜しんで働いた。(続かなかったけどw)無知で保身を第一に考えるしょーもない会社でも働いた。

何社か勤務してみたものの、今後どこに行っても、自分が続けれるとも思えず、どこかに縛られる生き方は性に合わないということを自覚していたので、自分で何かをしようと決断しました。

営業、広報・Web担当、経理・労務を経験していたので、なんとかなるだろう。唯一自信があったことは、書くこと。広報でハイフンと長音記号を使い分けるくらいには、書くスキルを身につけていたので、とりあえず、ライターと名乗ることにしました。

 

独立に当たって準備したこと

・名刺
・国民健康保険

ほぼ何も準備していませんねw

個人戦になるので、まずは名刺を作りました。次に、病気になったら困るってことで、国民健康保険に入りました。前職の給与が人並みにもらっていたので、国民健康保険料高くて叫びそうになる。

ハローワークから失業保険は出る予定だったのですが、ハローワークの負の空気が取り付いてしまいそうという理由で、結局、給付の待機期間中に行くのをやめてしまいました。

私は変なプライドが邪魔してもらいませんでしたが、これから起業される方は、割り切ってもらいに行った方が良いですね。後悔した私が言うので間違いありません。ただ、支給までにハローワークに5〜6回は通う必要があるので、稼げるツテがあるなら、ハローワークなんぞ行かずに働いた方が稼げると思います。

 

主な収入源

・当面は貯金(半年くらい持ちそう、既に3ヶ月経過なので残り数ヶ月)
・クラウドソーシングでの案件消化

主たる稼ぎというか、生活費は上記の通りですが、日銭を稼ぐべく、アフィリエイトのサイトもしこしこ作っております。やっぱりWebの勉強していて良かったなぁと改めて実感。悪質なアフィリエイターは消えていってますし、まともなコンテンツを作る力があれば、ここは稼げそうですね。あとははやく収益の柱を作ろう。

ブログで好き勝手買いて稼げれば良いんですが、世の中そう甘くありません。イケダハヤトさんのサロンに入って色々と学ばせてもらっていますが、書けば書くほど、収益化していくのは大変だと感じている次第ですw

息を吐いて吸う感覚で文章を書けないとね。どこで仕事につながるかわからないので、これからもブログは続けようと思います。

 

フリーランスになって感じたこと

会社(法人)の信頼は、想像以上にデカい

会社というのは、創業者がいて、数年や数十年、いろんな人が働いて利益を残して存続してきたわけです。数十人規模となれば、それなりの組織ですし、売る商材も完成していることが多いです。しかし、個人だと、売る物を自分で考えて作らないといけません。また、名刺やサイトに屋号を載せることはできても、「会社」とは記載できないので、個人の名前で物を売り買いすることになります。これもかなり心細いですね。

法人格があれば、取引をするときにも法的に信用がありますが、個人だと法的には全く信用がありません。個人になると頼れるのは自分だけ。法人格がないと無力だなぁと感じる次第です。

 

油断すると生活リズムが崩壊してルーズになる

会社に勤めていると、決まった時間に出社する必要があります。一部自由な時間に出勤できる会社もあると思いますが、現実的には、毎朝同じ時間に朝礼があって、軽く打ち合わせして一日が始まる。独立すると、当然、上司はいません。当たり前です。遅い時間から働きだしても怒られることもありません。

しかし、人間は、基本怠けるようにできているみたいで、油断すると一気に生活が崩壊します。自宅で作業してなくても、コワーキングスペースを借りていても関係ありません。自分をコントロールする技術が大切だと痛感。当然、崩壊して仕事をしなければ、収入はありませんw

 

仕事とプライベートの境がなくなり、人との出会いを大切にするようになった

独立して働き出してから、まずは、働いているという感覚がなくなりました。次に、曜日がわからなくなりました。そして、仕事とプライベートの境がなくなりました。

これまで、仕事として付き合いのある方、プライベートでの付き合いのある方など、明確に境を決めていたわけではありませんが、心のどこかで、そういった棲み分けをするという覚めた一面を持っていました。

そして、仕事の付き合いの方とは、どこか踏み込めない部分が必ずあって、距離感がつかみづらいと感じていました。飲みにいくもの正直しんどかったと感じます。しかし、独立してからは、会いたい人に会えますし、嫌いな人には会わなくて良いわけです。

今、私とお付き合いのある方は、少なからず、私のことを知ってくれています。会社という殻がなくなっても縁がある方。嫌いな人に会わない代わりに、自分が会いたいと思ったり、縁があってつながった方とはお付き合いを大事にしていきたいと思うようになりました。個人的にこれは、とっても大きい変化でした。

 

金銭面でシビアになり無駄な浪費が減った

収入が不安定になった分、お金の出入りはきっちりつけるようになりました。というか、確定申告しないとイカンってのはあるんですけどね。その義務感よりも、「お金が減る」ことに対して、危機感が強くなった、というのが正しい。収入の柱があれば不安も減るのでしょうが、何せ準備してませんでしたからね。しばらくお金の不安は消えることはないですが、はやいこと稼げるようにガンバリます。

 

色々と整理してスッキリしました。独立すると、間違いなく自由になります。時間を自由に使えるようになります。楽しいです。でも、この先何が起こっても、全てが自分の責任です。ビジネスに失敗すれば収入を得ることができなくなりますし、生活できなくなるかもしれません。

何があるかわからないからこそ楽しいのかもしれないけれど。そんなこんなで、自由な生活を楽しみつつ、当面は、以前の収入以上に稼ぐことを目標にガンバリます。あ、「もやしもん」面白いですよ。

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