スポンサーリンク

クラウドソーシング利用企業の9割は、業務発注時に「障害者かどうかに考慮しない」「障害者を優先する」意向があることが判明

調査結果 雑記

こんにちは、Gorian91(@gorian91)です。

大手クラウドソーシング・プラットフォームの「クラウドワークス」が、障害者の在宅就労について調査を行い、結果を公表しました。

フルタイムでの勤務が難しい障害のある方、あるいは難病のある方が、仕事で収入を得るためのヒントが書かれていたのでご紹介します。

クラウドソーシング利用の企業は個人への業務発注に積極的であり、その際、障害の有無は考慮しない企業が9割を占める

調査結果

今回の調査は、クラウドワークス社が厚生労働省の「障害者の在宅就業に関する調査研究事業」に協力して行われたもの。

全国から無造作に抽出した企業(従業員数1名〜99名規模)と、クラウドワークスを利用中の企業(従業員数1名〜99名規模)を対象に、個人事業主や障害者への業務発注についてアンケートを行った結果が一部記載されています。

発表された資料によると、調査結果のポイントは下記の4点。

・CW企業は、個人事業者への発注に積極的、中小企業に比べて2倍
・CW企業の9割が、「障害者かどうかを考慮しない」「障害者を優先する」と回答
・障害者に対して業務発注する場合の職種は、中小企業は「製造・軽作業」
・CW企業は「WEB サイトのデザイン・制作」など IT 関連業務の割合が高い

(※CW企業とは、クラウドワークスを利用している中小企業を指す)

【厚生労働省 障害者の在宅就業に関する調査研究事業】報告書を公開 – クラウドソーシング利用企業は、障害者への業務発注の意向が強いことが顕著に – 株式会社クラウドワークス プレスリリースより

クラウドソーシングを利用する企業は、利用していない企業に比べて、個人への業務発注に積極的であり、また、業務を全うしてくれるなら障害の有無は関係ない、むしろ障害者を優先して発注したいと考えている企業が多いということですね。

CWで受注できる仕事は、単価は安いが経験を積むには最適



この調査結果でわかることは、クラウドソーシングを利用する企業(以下:CW企業)は、依頼した仕事さえやってくれれば、障害の有無は関係ないと考えており、また、実力次第で仕事を取っていける場であるといえます。

なので、フルタイムの就業が難しい障害のある方は、今後継続してやっていくかはともかく、まずはクラウドソーシングを活用して、稼げるかどうかを試してみると良いでしょう。

ただ、クラウドソーシングの案件の単価は低く、地雷クライアント・地雷案件が多いので注意が必要ですし、あくまで経験を積む場、ちょっとした副業や小遣い稼ぎをするくらいに考えておいた方が無難です。

少し案件をこなしてみて、「自分にもできそうだな」「継続できそうだな」と思ったら特定の専門分野を作って個人事業主としてやっていくのも良いですね。

クラウドソーシングは、障害で働けない人のためのプラットフォームにもなる

実際に、病気や障害で働けない人がクラウドソーシングを活用して稼いでいる方もチラホラいらっしゃるようで、イケダハヤトさんが、うつ病を治療しながら毎月2万円稼ぐ方にnoteでインタビューをされていました。

「障害で働けない人のためのプラットフォームになってほしい」。うつ病を治療しながら毎月2万円稼ぐ、伊藤まさしさん(38)|特集:職業としてのクラウドライター|note(ノート) 

この方は、うつ病を治療しながら、クラウドソーシングで単純なタスク作業や記事の執筆を行って毎月2万円を稼いでいるそうです。

たかが2万円、されど2万円。難病や障害のある方は、仮に国からの支援を受けていても、定期的な通院でお金がかかってしまって生活は楽じゃないというケースがほとんど。副業としてクラウドソーシングで仕事をこなして、毎月2万円収入が増えるだけでも生活は全然楽になるはず。

更に、しばらく仕事の経験を積んで質を高め、単価をあげていくことができれば、もっと収入を増やすことだって可能です。

クラウドワークス社も障害者の在宅就労に関心を持っているようですし、もしかすると、今後、イケダハヤトさんがおっしゃっているように、障害者枠の仕事も受発注もできるようになるのかも。

僕もクラウドソーシングは仕事を依頼する以外はほとんど使ってなかったけど、実績作りのために試してみようかな。

登録して案件を見るだけなら無料なので、興味がある方はぜひ登録してみてくださいね。



タイトルとURLをコピーしました