こんにちは、Gorian91(@gorian91)です。
先月にこちらの記事で紹介したスマホカメラ講座で、SnapSeedというスマホカメラアプリを紹介したのですが、操作方法を調べても、良い感じにまとまった記事が見当たらなかったのでまとめました。
この記事では、撮影中の操作方法と、画像補正のツール(フィルタ以外の操作)について説明しています。
アプリの基本操作
SnapSeedはカメラアプリに画像編集機能がついたアプリで、写真を撮影して加工したり、撮影した写真を加工することができます。
非常に高性能なアプリですが無料で利用することができます。
Androidアプリ
iPhoneアプリ
Snapseedでは、スマホに保存した画像を加工する、カメラで撮影してその画像を加工するという2つの使い方があります。
アプリを開くと、下記の画面(写真上)が出てきます。
画面中央下の「写真を開く」をタップすると写真下の画面が出てくるので、行いたいアクションを選択します。
[aside type=”boader”]
- 端末から開く→スマホに保存された画像を加工する
- カメラ→写真を撮影して、画像を加工する
- 最新の画像を開く→アプリで最後に開いた画像を開く
- キャンセル→初期画面に戻る
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焦点を合わせて明るさを調整
端末から開くを押すと画像を選択する画面が出てくるだけなので、今回は撮影方法について説明します。
このアプリでは、撮影時に、焦点を合わせ、明るさを調整することができます。
カメラを押して撮影画面を開き、画面内をタップすると、タップした周辺に黄色の四角い枠(写真上)が出てきて、黄色い枠内に焦点が定まります。
次に、焦点を合わせたら、次は指を上下にスワイプすると、明るさの調整のスライダが出てきます。
上にフリックすると明るく、下にフリックすると暗くなります。ここで、撮影前に明るさを適切に調整して撮影します。
撮影して画像を保存する
このアプリで注意しないといけないのは、画像が自動で保存されないことです。
写真を撮影して、良い感じに撮れたら写真を使用する(写真左)をタップして、画面右上(写真右)を選択します。
あとは保存を押して、撮影完了です
加工の基本操作
撮影の操作はこれで終わり、次は加工についてです。
先に説明した画面から、そのまま画像の加工ができるのですが、今回は、端末から開いて画像の加工します。
アプリを開いて、端末から開く(写真左)をタップし、画像を読み込みます。
画像を読み込むと下記の画面がでてきます。各ボタンの役割は画像に説明を入れました。
基本は、右下のツールを開いて加工する操作がメインですね。
画像の切り抜きや補正を行うツールと、画像全体にフィルタをかける機能があります。
編集前後の状態を確認するという部分は、Photoshopで言う調整レイヤー的なもので、補正した前後の状態を確認、補正の取り消しを行うことができます。
各種ツールの使い方
画像の細かい調整を行う各種ツールについて説明します。
微調整:明るさ,アンビアンス,コントラスト,彩度,シャドウ,ハイライト調整
上下にスワイプして調整する項目を選択し、左右にスワイプすると選択した項目を調整できます。
画像右の上の数値は調整の度合いを示すものなので、調整する際の参考にしてください。
シャープネス:シャープ、ストラクチャの調整
微調整と同様、上下のスワイプでシャープ、ストラクチャを選択し、左右のスワイプで調整します。
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- シャープ:画像のエッジを調整。高い値であるほど、シャープさが強調されます。
- ストラクチャ:物体の質感のこと。数値を低くすれば滑らかに、高くすると質感が強調されます。
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切り抜き:画像のトリミング
写真に記載の通り、画像の縁を動かして切り取りのラインを決めて切り取ります。
また、アスペクト比を指定して切り抜くことができます。
アスペクト比は、長辺と短辺の比率のこと。
オリジナルはアプリ指定の比率で、DINは、ヨーロッパの標準規格で1.66:1の比率となっています。
Instagramで使う場合は正方形を選択しましょう。
回転:画像の回転
左右にスワイプすると画像が回転します。
変形:水平、垂直方向の視点調整、画像の回転
上下のスワイプで垂直方向、水平方向、回転のいずれかを選択します。
先に説明した回転の項目と同様に、左右のスワイプで視点の調整を行います。
ブラシ:明度、露出、温度、彩度をブラシで部分的に調整
画面左下のブラシのアイコンをタップすると、明度、露出、温度、彩度が選択できます。
選択後は、修正したい部分をスワイプすると、スワイプした部分に補正がかかります。
試しに露出のブラシで調整してみました。
部分調整:明るさ、彩度、コントラストの部分調整
こちらは画面左下のプラスアイコンをタップします。
次に、補正をかけたい部分をタップすると、タップした部分に丸いアイコンが配置されるので、左右にスワイプすると、アイコンをおいた部分に補正をかけれます。
上下にスワイプすると、明るさ、コントラスト、彩度を調整することが可能です。
また、複数設置することも可能です。複数配置した場合は、調整したい箇所のアイコンを選択してからスワイプします。
複数箇所を個別に調整できるので、かなり細かい補正ができるわけですね。
スポット修正:小さい汚れやシミなど、小さな範囲を修正
小さい汚れやシミを修正できる機能です。画像をピンチインで選択範囲が拡大、ピンチアウトで選択範囲を縮小できます。
修正したい部分を決めたら、画像をタップすれば、修正することができます。
周辺減光:指定した場所を中心に画像の明るさを調整
中央にある青いボタンを中心に、画像の明るさを調整することができます。
上下のスワイプで、円の外側内側を選択、調整したい部分にアイコンを移動させて、ピンチイン、ピンチアウトで明るさを調整します。
こんな感じの加工ができます。
以上、iOS版SnapSeedの撮影中の操作と、ツール機能の解説でした。
このアプリを完璧に使いこなすことができれば、かなりクオリティの高い写真に仕上げることができます。
フォトショップを使えない人でも、このアプリなら簡単に画像補正を行うことができますし、フォトショップまではいかないにしても、画像の補正機能は一通り網羅しているので、ブログで使う分には充分です。
これで無料のアプリだというのだから、本当にすごいですよね。
ダウンロードは下記からできるので、使ったことのない方は、ぜひ使ってみてください。
フィルタについても、かなり細かく設定できるので、また別記事で紹介しようと思います。