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「東大首席弁護士が実践!誰でもできる〈完全独学〉勉強術」山口真由(著)- 最短で知識を身につける愚直な繰り返し読み勉強法

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東大首席弁護士が実践!誰でもできる<完全独学>勉強術

こんにちは、Gorian91(@gorian91)です。

東大を主席で卒業し弁護士となった山口真由さんの著書「東大首席弁護士が実践!誰でもできる〈完全独学〉勉強術」を読みました。

ある資格を取るために勉強することにしたのですが、受験勉強をしたのは高校入試以来。

僕は大学は行かずに専門学校に入学したので、資格取得のための勉強は久しぶりです。

どうやって勉強したら良いのかわからなかったので、ふと以前読んだ山口真由さんの教科書7回読み勉強法を思い出し、手に取りました。

東大入試、司法試験合格という成果を生み出した勉強法

本書では、著者の山口真由さんが、東京大学の入学試験、司法試験の合格をした際に実践していた勉強法「教科書7回読み勉強法」の具体的なやり方が解説されています。

名前の通り、教科書を7回読むというシンプルな方法ですが、これがとても効果的なんだそう。

本書を読んでフォトリーディングと近い手法だと感じたのですが、本書の中でフォトリーディングとは全く違う手法だと書いてあり、確かに2つは全く別の手法。

ただ、脳の記憶の定着のさせ方としてはかなり近い方法だと感じました。

むしろ、僕はマインドマップを作成したり、実際に手を動かすことが多いフォトリーディングよりも、教科書7回読み勉強法の方がしっくり来たので、こちらを実践することにしました。

教科書7回読み勉強法のやり方

教科書7回読み勉強法は、ただ単純に7回読むわけではなく、1回1回読み方を変えながら繰り返し読むことによって、知識を定着させていきます。

1回目から3回目は下地作りとして教科書を眺めてイメージを作り、4回目、5回目で教科書を読み、教科書のどこに何が書いてあるのか、それが何を意味するかを知ります。

その上で、6回目、7回目で教科書の内容を頭に叩き込むというもの。

7回目を終えた段階で、試験問題に答えられるレベルでのアウトプットができる状態を目指します。

著者いわく、7回読み終わったときが勉強のスタートラインで、これができて初めて試験問題を解いていくそうです。

7回読み勉強法の具体的なやり方

具体的なやり方を書き出してみました。

[aside type=”boader”]

  • 1回目:1ページ4秒ペースでさらっと眺める。数字や図は拾わず黙読。(通読26分)
  • 2回目:1ページ4秒ペースでさらっと眺める。数字を拾いながら黙読。(通読26分)
  • 3回目:1、2回目で眺めた内容を思い出しながら少しだけ丁寧に黙読する。(通読1時間)
  • 4回目:1ページ教科書に書いてある文章を意味を拾いながら音読する。(通読2時間2分)
  • 5回目:4回目と同じペースで黙読。教科書と対話しながら音読する(通読1時間58分)
  • 6回目:黙読してから全体のキーワードを拾い頭で要約する。(通読2時間22分)
  • 7回目:6回目と同じく黙読してキーワードを拾って要約し更に黙読をする。(通読2時間18分)

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[aside]上記は370ページの教科書を著者が教科書7回読み勉強法を実践したときの事例です。
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370ページの教科書を覚えるのに全部で10時間32分。10時間ちょっとで370ページの教科書を記憶することができたらこれはすごいことですよね。

1〜3回目までは下地つくりでこの時点では内容は理解できなくてOK。

だいたい5回目の黙読が終わった段階で、理解度が一気に高まるそうです。

思い返してみると、僕は好きな漫画を擦り切れるほど読むのですが、何度も何度も繰り返し読んでいると、徐々に次のページに書いてあることが予測できるようになり、次第に漫画のシーンが次々に頭の中で再現されるようになっていきます。

これを漫画ではなく教科書でも同じようにしようというのがこの勉強法なのだと思います。

本書の中でもこの勉強法の大きな目的は、試験中に頭の中で教科書の内容を頭で再現できるようにすることだと書いてあったので、腑に落ちました。

確かに試験中に頭の中で教科書を再現できれば最強ですからね。

ちなみに、これは暗記が中心となる科目の場合で、数学など数式や計算問題が出てくるような科目に関しては、7回読みという部分は替えずに、読み方を少し工夫することで対応することができます。

まとめ

この教科書7回読み勉強法は、ズボラな僕にすごい合っているやり方だと感じたので、この勉強方法で資格取得を目指そうと思います。

狙っているのは中小企業診断士の資格なのですが、この記事で書いてしまうとめちゃ長くなってしまいそうなので、詳しくはまた別の記事で書こうと思います。

この勉強法は教科書を繰り返し読むだけなので、普段仕事で忙しい人でも通勤電車など移動中に簡単に取り組むことができるのでおすすめです。

興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。

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