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会社設立freeeを使って株式会社を作る方法

雑記

こんにちは、ショウゴ(@gorian91)です。

自分のやりたいことを形にするために法人設立をしたのですが、法人設立ってやったことがない人からすると、一体どんな手続が必要で何の書類を用意すれば良いのやら見当もつかないですよね。

ですが、最近は便利なサービスがあるもので、手続きが複雑でよくわからない人でも簡単に会社設立できる便利なサービスがあります。それが「会社設立freee」です。

手順に沿って必要事項を入力していくだけで、法人設立に必要な書類を準備できてしまうという開業して法人設立をしようと考えている方にとって非常にありがたいもの。

「これは使うしかない!」と思いこのサービスを使って法人設立をしてみたので、会社設立freeeを使って法人設立をする方法を説明したいと思います。

会社設立freeeを使って会社を設立する方法

会社設立freeeのアカウント登録をする

まずは、「会社設立freee」のアカウントを登録します。

トップページから「まだアカウントをお持ちでない方はこちら」をクリックし、必要事項を入力します。

手順1

アカウントを作成します。

手順2

必要事項を入力して登録します。

会社の基本情報を入力する

アカウント登録が完了したらログインしてこれから設立する会社の情報を入力していきます。

必要な事項は下記の通り。

[aside type=”boader”]

  • 会社の名称/称号
  • 会社の住所
  • 代表取締役
  • 事業内容
  • 資本金
  • 取締役会
  • 決算期
  • 公告の方法
  • 連絡先
  • 会社の印鑑の注文

[/aside]

事業内容は、「定款 事業」で検索すると、サンプルがたくさん出てくるので、自分がやりたい事業内容をコピーして、それをベースに編集すればOKです。

印鑑は、角印・実印・銀行印に朱肉とレザーのマット付き

必要事項を入力したら、会社の印鑑を注文します。

印鑑は15,900円(安い方)で角印、実印、銀行印の3つに、朱肉と印鑑マット付き、印鑑は10年保証となっています。

[voice icon=”https://gorian91.com/wp-content/uploads/2016/07/13094373_481080725419343_2680967259219247927_n.jpg” name=”Gorian91″ type=”l”]なんか印鑑高くない?[/voice]

と思ったんですが、調べてみるとそうでもありませんでした。

良心的な価格設定になっているので、特にこだわりがなければ、ここで買ってしまった方が考える手間がなくて楽です。

実印、角印、銀行印、捺印マット、持ち運び用の入れ物がひとつ付属していました。

印鑑01

会社設立freeeで買った印鑑

印鑑02

印鑑の中身

必要事項を入力して定款をダウンロード

必要事項の入力を終え、印鑑が届いたら、「設立」をクリックして次へ進みます。

手順

入力した会社の基本情報を元に定款をまとめ、公証役場に持って行き認証してもらった上で、法務局に登記(会社の登録)に行きます。

定款は、会社の基本的な規則や情報をまとめ記録したもののこと。

定款(ていかん)とは、社団法人(会社・公益法人・協同組合等)および財団法人の目的・組織・活動・構成員・業務執行などについての基本規則そのもの(実質的意義の定款)、およびその内容を紙や電子媒体に記録したもの(形式的意義の定款)である。

定款 – Wikipediaより引用

定款は公証人による認証を受けてはじめて効力を持つので、認証しなければ登録できません。

定款の認証方法は、電子認証一択

書類をダウンロードする前に、定款の認証方法を選びます。

定款認証の方法は、電子認証と紙認証が選べますが、紙認証にすると電子認証に比べて4万円余計にお金がかかるので電子認証を選択しましょう。

選択したら、書類をダウンロードして印刷します。

管轄の公証役場へ連絡し、定款の内容を確認してもらう

ここまで準備ができたら、管轄の公証役場に電話をして、定款の内容を確認してもらいます。

直接持っていく必要はないので、電話で「定款の認証をしたいので、書類に不備がないか確認してほしい」と連絡を入れてFAXすればOKです。

僕はこれを知らずに直接持って行ったのですが、わざわざ持ってきてくれたの?FAXでも良かったのに、と言われてちょっと心外でした。

専門家に連絡してメールを待つ

書類の事前確認をしてもらったらサイト上から専門家(司法書士)に連絡します。

すると、3営業日以内に司法書士から連絡が来るので、メールに記載されている手順に従って、手続きを進めていきます。

専門家へ支払う手数料は5,000円とかなり安めの価格設定。

直接電話や対面で話をすることはなく、メールでのやり取りだけで完結します。

司法書士と公証役場の打ち合わせが終了次第、公証役場に予約を入れる

司法書士に必要事項を連絡したら、司法書士の方が公証役場と打ち合わせをしてくれます。

打ち合わせが完了したら司法書士から連絡が来るので、次は認証された定款を取りに行きます。

公証役場に予約をして、必要な持ち物を持って行きましょう。

必要な持ち物は下記の通り。

[aside type=”boader”]

  • 定款
  • 委任状
  • 現金約52,000円(定款認証代金)
  • 公証役場に行く人の本人確認書類
  • 新しいCD-R(定款の電子データの受け取り用)
  • 発起人の印鑑証明書(発行から3ヶ月以内)
  • 発起人の個人実印(当日の修正がある場合に必要)

[/aside]

定款認証代約52,000円と新しいCD-R、印鑑証明書が必要になるので忘れないように要注意。

公証役場に行ってだいたい15分くらいで手続き完了です。

[voice icon=”https://gorian91.com/wp-content/uploads/2016/07/13094373_481080725419343_2680967259219247927_n.jpg” name=”Gorian91″ type=”l”]思ったよりも手続きがあっさりしてる[/voice]

資本金を入金して、入金証明を印刷する

手順

資本金を入金し、証明書をコピーする。

定款の認証が完了したら、次は資本金を入金します。

登記が完了しなければ会社の口座は作れないので、代表取締役個人の口座に定款に記載の資本金を入金します。

なお、定款認証前に資本金を入金した場合、再度お金を入れなおす必要があるので、必ず定款認証後に資本金を入金しましょう。

登記書類に必要な書類をまとめる

資本金の入金ができたら、登記に必要となる書類一式を印刷します。

書類はゼロから作る必要はなくまとめてダウンロードできるようになっています。

 

手順

登記に必要な書類を印刷しよう。

「まとめ方」をクリックすると、書類のまとめ方が丁寧に記載されているので、これを見ながら書類をまとめます。

ここでの注意点は、書類をホッチキス止めせずにせずに持っていくことです。

というのも、「登録免許税納付台紙」という高額の収入印紙を貼る部分があり、万が一不備があると二重にお金がかかる可能性があるからです。

法務局の登記相談の予約をする

書類の準備ができたら、管轄の法務局に行きます。

手順

予約をしてから管轄の法務局へ書類を持って行きます。

法務局は混雑しているため、登記相談の予約を入れてから行きましょう。

私が行った法務局は当日受付はできないほどの混雑ぶりでした。

「書類が完璧だよ!」って方は、予約無しでそのまま提出すれば受領してもらえますが、自信がない方は登記相談の予約をして、書類提出前に一度書類をチェックしてもらうのがオススメです。

その場合は、登記相談で登記書類を一通りチェックしてもらい、問題がなければ収入印紙を貼って、登記書類を提出すれば大丈夫です。

必要となる収入印紙の金額は、登記書類の中の「株式会社設立登記申請書」の「登録免許税」に書かれています。

登記が完了したら各種証明書、印鑑カードを交付手続きを

書類を提出してして、法務局から連絡がなければ、1〜2週間で登記は完了です。

登記が完了したら、各種証明書、何かと必要になる法務局の印鑑カード交付申請をしておきましょう。

[aside type=”boader”]

  • 登記事項証明書交付申請書
  • 印鑑カード交付申請書
  • 印鑑証明書交付申請書

[/aside]

法人で口座開設をしたり、サービスの契約を行う場合に、何かと登記事項証明書の発行が必要になります。

印鑑カードがあると登記事項証明書の発行をする際にわざわざ書類を書かなくて済むので便利です。

証明書をもらったら、法人用の銀行口座を作って作業は完了!

まとめ

以上、会社設立freeeで会社設立をするための手順でした。

手順に沿って進めていくだけだったので、とても簡単に手続きを終えることができました。

[voice icon=”https://gorian91.com/wp-content/uploads/2016/07/13094373_481080725419343_2680967259219247927_n.jpg” name=”Gorian91″ type=”l”]会社作るのは単なる事務手続きなんやな[/voice]

ただ、手続きの途中でサイトに書かれている情報だけだとわかりづらい部分もあったりしたので地味に面倒でした。

特に、定款認証をするときに、公証役場との間で情報が錯綜したので、このあたりの手順が詳しく解説されていれば、もっと使いやすくなるんじゃないかな、と思います。

ちなみに、会社設立にかかった費用は22万2,800円で、内訳は下記の通りとなっています。

[aside type=”boader”]

  • 印鑑:15,900円
  • 定款認証代:51,900円
  • 電子定款認証サポート:5,000円
  • 登録免許税:150,000円

[/aside]

これに資本金を合わせて122万2,800円ですね。

会社設立freeeは無料で使えますし、それでいて、必要事項を入力するだけで書類ができてしまうので、実際かなり便利なサービスだと思います。

最小限の手間と費用で会社を作りたい方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、「会社設立freee」で会社を作った後は、経理業務を「クラウド会計ソフト freee 」でまとめて効率化すると便利です。こっちは有料ですが、月額980円から使えます。

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