こんにちは、ショウゴ(@gorian91)です。
先日、「iPhone7」から「iPhone XS」に乗り換えました。
最初は全く買う気がなかったのですが、ちょうど使っていた「iPhone7」の液晶に不具合が起こり、修理してそのまま使うか、新しく購入するか悩んだ結果、購入することに。
今回は、「iPhone XS」の購入を検討されている方、特に現在「iPhone7」を使っていて乗り換えを検討されている方に向けて、「iPhone7」から「iPhone XS」に乗り換えてみて、実際どうだったのかを書いてみたいと思います。
iPhone XS開封
いつもは大体スペースグレイなど黒系の色を買っているのですが、今回は心機一転してシルバーを購入しました。
箱の中身は、「iPhone XS」本体に、イヤホン、充電器、ケーブル、説明書とロゴのステッカーなどが入っています。
ちなみに、3.5mmヘッドホンジャックをLightningデバイスに接続するためのアダプタは同梱されていないので、利用する場合はコネクタを別途購入する必要があります。
こういうやつですね。
あと、「iPhone XS」は画面が割れたときの修理費用が高いので、液晶保護のガラスフィルムは絶対に貼っておいた方が良いです。
僕はこの液晶保護のガラスフィルムを買いました。
2枚入りで999円と安いし、ガイド枠付きで貼るときにズレる心配もなく、指の滑りも良いのでおすすめです。
iPhone XSの外観
こちらが「iPhone XS」の本体です。
本体のフレームは、光沢のあるステンレススチールが採用されており、ほどよい光沢感がとても印象的。
実物を目にすると存在感があります。
いやはや、シルバーにして正解だった。
背面はミルクガラスを彷彿とさせるような、乳白色のような風合いで、光沢がありながらもソフトな雰囲気となっています。
背面のカメラはデュアル12MPカメラになっているので、「iPhone7」より大きいですね。
iPhone7からiPhone XSへの変化
「iPhone7」から「iPhone XS」になってアップデートされている部分はたくさんありますが、個人的にピックアップしておきたいところを一覧にしてみました。
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- 本体サイズが大きくなり表示領域がより広くなった
- 本体重量はiPhone7(138g)に比べると少し重い177g
- 防沫性能、
耐水性能、 防塵性能がアップしIP68等級に - ホームボタン廃止に伴いTouch IDが廃止されFace IDが有効化された
- デュアル12MPカメラで、広角と望遠での撮影が可能になった
- インカメラのビデオ撮影が1080p HD 60fpsでの撮影が可能になった
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順番に詳しく見ていきたいと思います。
本体サイズが大きくなり表示領域がとにかく広くなった
「iPhone7」から「iPhone XS」に変えて一番驚いたことは、ディスプレイの表示領域の広さです。
ホームボタンが廃止されたこともあり、ディスプレイの表示領域は「iPhone7」の4.7インチから5.8インチになりました。
体感的にも「めっちゃ広くなったなぁ」という印象です。
ホームボタンがないとこんなに画面を広く使えるんですね。
ちなみに本体のサイズは5mm前後大きくなっているものの、手に持ったときのフィット感はそれほど変わっていません。
「iPhone7」と比較してみてもこの通り。
左が「iPhone XS」で右が「iPhone7」です。
本体サイズはさほど変わらないにも関わらず、ディスプレイの表示領域が広くなっているので、「本体を持ったときのフィット感はそのままに、画面を広く使える」と感じました。
本体重量はiPhone7(138g)に比べると少し重い177g
本体のサイズがひとまわり大きくなったことに伴って本体重量も少し重くなっています。
「iPhone7」が138gなのに対して「iPhone XS」は177g、およそ40g重くなりました。
ただ、両方手に持って比べてみても「iPhone XSのほうがちょっと重いかな?」くらいの違いだったので、正直、それほど気になりませんでした。
むしろ重みがある方が、高級感があって良いのかなと。
防沫性能、耐水性能、防塵性能がアップしIP68等級に
「iPhone XS」は耐水性能も向上しています。
iPhone7では、IEC規格60529にもとづくIP67等級(最大水深1メートルで最大30分間)でしたが、「iPhone XS」では、IP68等級(最大水深2メートルで最大30分間)となっています。
IECは国際電気標準会議 (International Electrotechnical Commission)の略で、IEC規格とは、IECが制定する国際規約のこと。
IEC規格60529は防水・防塵性能について決められた規格ですね。
ただ、耐水性能はあるけど、水没による故障はApple Careの保証対象外なので要注意。
わざわざ「iPhone XS」を買って水に沈める人はYouTuberくらいのもんでしょうが、耐水性能については、ちょっと雨が降っているときに安心して写真や動画が撮れる程度に考えておいた方が良いと思います。
ホームボタン廃止に伴いTouchIDが廃止されFaceIDの有効化された
ホームボタンの廃止も大きな変化ですね。
また、ホームボタンの廃止に伴ってTouch ID(生体認証機能)がなくって、その代わりFace ID(顔認証)が有効化されました。
正直、ホームボタンがなくなることについては、「ホームボタンがないと使いにくいのでは?」と思ったのですが、いざホームボタンがないものを使ってみると、案外問題ありませんでした。
むしろ画面が広くなったことによるメリットが勝っていて快適です。
ただ、Face ID(顔認証)については、精度もスピードもかなり早く、ストレスなく使えるといえば使えるのですが、僕は普段メガネをかけていることもあって、寝起きでメガネをつけていないときに顔認証できないことがあり面倒に感じることも。
デュアル12MPカメラになり、広角と望遠での撮影が可能になった
あとスマホで写真を撮る機会が多いので、気になるのはカメラの性能です。
本体外側のカメラは、「デュアル12MPカメラ」になったので焦点距離が違う2つのレンズが搭載されて、広角と望遠での撮影が可能になり、表現の幅が広がりました。
一眼レフを持っているときは一眼レフを使いますが、常に持ち歩いているわけではないので、iPhoneのカメラで表現の幅が広がるのはとてもありがたい。
あと「iPhone XS」になってアップデートされた機能としては、ポートレートモード。
「iPhone XS」では、ポートレートモードで撮影した写真の被写界深度の調節が可能になりました。
被写界深度は、簡単に言うと写真のピントが合っているように見える範囲のこと。
つまり被写体と周りの景色のボケ感を調節できるということです。
「被写界深度の調整ってすごくね?」と思って使ってみたのですが、実際に使ってみると、「これは正直あまり使わないだろうなぁ」と感じました。
これは実際に画像を見てもらったほうがわかりやすいです。
以下の写真は、F4.5(撮影したそのままの写真)と被写界深度の調節でF1.4に調節してみたものを比較したものです。
F4.5の写真の方は自然に見えるものの、F1.4くらいにすると、髪の毛が不自然にボケてしまっていますね。
さすがにF1.4にすると違和感がすごいので、この機能を使うなら一眼レフで撮影した方が良いかなという感じです。
手軽にこういうボケた写真を撮れることはすごいのですが、利用する場面は実際少ないのかなと思います。
インカメラでフレームレート60fpsでビデオ撮影が可能になった
あと、「iPhone XS」のインカメラ(ディスプレイ側のカメラ)でフレームレート60fpsでのビデオ撮影が可能になりました。
実はこれが購入することに決めた一番の理由。
「フレームレート」は、1秒間の動画で見せる静止画の枚数(コマ数)のことで、この数値が大きければ大きいほど、滑らかな動画が撮影できます。
素人目で見れば、一眼レフで撮影した動画と遜色ないクオリティで撮影できるので、動画撮影がめっちゃ捗りそうです。
僕は一眼レフで動画を撮ったりしてますが、広角の明るいレンズを持っていなかったので、広角で撮りたいときに「iPhone XS」が活躍してくれそうです。
ちなみに60fpsで撮影をするとデータ容量が大きくなるせいか、デフォルトでは30fpsに設定されているので、60fpsで動画を撮りたいならカメラの設定を変えておきましょう。
まとめ
今回は「iPhone7」から「iPhone XS」に乗り換えて感じたことを書きました。
結論を言うと、変えて良かったです。
ディスプレイが広く使えるようになって快適になりましたし、カメラの性能も向上し動画撮影もしやすくなりました。
慣れるかどうか心配していたホームボタンがないのもすぐに慣れましたし、Face IDも思っていたよりも悪くありませんでした。
正直、値段は高いと思うけど、値段相応の価値はあるかなという感じ。
「iPhone X」からの機種変更であれば、それほど進化を感じられないのかもしれませんが、「iPhone7」だと変化を感じられますし、機種変更する価値は十分にあると思います。
「iPhone7」から「iPhone XS」への乗り換えを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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