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漫画で学ぶ会計の基本!『会計天国』を読んで決算書を読めるようになろう

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経理をやっていたときに、決算書を読めるようになろうと思って買った漫画がひょっこり出てきたので、今日はその漫画をご紹介。

それが「会計天国」です。

交通事故で死亡した経営コンサルタントの北条は、天国で働く天使から提案された、現世復活ゲームに挑戦する。現世復活ゲームとは、経営者に会計のアドバイスをして、幸せに導くことができれば生き返れるというものだった。

この漫画では2つの話が描かれていて、不幸になりそうな経営者と一緒に、決算書の読み方を理解できます。

  • 部下に経営を丸投げした結果、社員の給与と店の家賃が払えなくなったアパレル経営者
  • 上司の仕事を勘違いしている困った上司

一番最初に出てくるアパレル経営者は、12店舗も運営しているのに、貸借対照表ってなんじゃそら?というレベルで、かなり楽観的思考のおバカさんw

けっこう崖っぷちにもかかわらず、その状況にすら気づいていないっていうお方。ここまで部下まかせにできる人はなかなかいないと思うけど、意外とこういう経営者っていそうです。

世の中には、売上と利益の違いがわからない恐ろしい社長が存在するくらいですからね。

あと、漫画なのでとっても読みやすいんですが、唐突に決算書の話に突入するので、全くの無知だとついていけなくなるので、最低限、貸借対照表と損益計算書の違いがわかるくらいの予備知識は必要です。

書いてることはものすご〜く基本的なことなので、かなり初心者向き。経営者じゃなくても、知っておいたほうが良い知識もたくさんあるので、経理1年目の方にもおすすめ。

「決算書は勝手に作られるもんじゃなくて、どのようにお金を調達して、それを何に使うかという経営者の意思が反映するものなんだ。つまり、決算書とは読んだり、理解したりするもんじゃなくて、作り出すものなんだよな。」 『会計天国 』PHP文庫より

いやはや、良いこと書いてますね。

漫画版では2つのストーリーが描かれていますが、文庫版もあって、そちらでは5人のエピソードが描かれています。漫画じゃなくていいよ!って方は、文庫版のほうが、エピソードもたくさんあって内容が充実していますよ。

 

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